9号車乗り場

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旅行記やら日記やら

ヨーロッパ周遊+αの旅⑦ エジプト編3

卒業旅行12日目

8時起床。今日はこのルクソールから抜け出しカイロに飛ぶ。初めは電車で移動する計画だったがエジプト鉄道のチケットを外国人が取るのは至難の技だったので断念した。断念してよかった。

8時起きなのにみんな眠そうだし私も疲れているあたり、昨日のツアーがかなりきている。いい天気だったのでテラスに出て眼を覚ます。朝食を食べ終わると同時に腹が痛くなってきたがエジプトで腹が痛いのは病気を疑うのでやめてほしい。

10時にチェックアウト、外に出ると同時にタクシーに捕まる。空港まで20$だというのを6人乗り15$に負けさせて30分ほどで空港に着くと、入り口でパスポートチェックがあり、その10歩先には荷物検査が待っていた。入り口にかかっていた幕には日本語が書かれていたが何か建設援助でもしたのだろうか。

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荷物預け入れは不安だったのでしない予定だったが、スコッチが持ち込まないというのでやむなく預け入れ。するとGOLD TRACKとかいうビジネスクラス的な席になっていた。ジュースにケーキを配られ、預け入れ荷物にプライオリティを付けられるというとても快適な空の旅だった。

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11:55くらいまで搭乗すら始まらなかったので不安だったが、12:15に予定通りフライト。まさかの機内食が提供されたが、CAさんがキャリーをガンガン座席にぶつけていてすごかった。13:20カイロ着。

カイロ空港で35000円を5000ELに両替。ようやく対人で両替ができた。

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galaxy royal suite hotelという宿から空港まで迎えが来てくれているので40分ほど車に乗って宿に向かう。恐ろしかった。3車線の道を強引に4.5車線のように走りクラクションを鳴らし続け、そんな道を4,50km/hは当たり前の速度で走りその隙間を人とバイクが抜けていく。後ろで悲鳴とうめき声を上げながらバスに揺られると、ナイル川ほとりの雑居ビルに連れていかれた。正直「やられた」と思ったが39階建の上2階が高級ホテルになっている独特のタイプで外見からは想像もつかない豪華な内装だった。部屋はお湯がちゃんと出ないとかとか埃が溜まっているとか所々不満点はあるけれど洗濯もできる上ナイル川沿いの悪くない部屋だ。

夕飯は外に食べにいくのだがあまりにカイロの道が怖かったため遠くに行くのは諦め、ホテルの斜向かいのバーガーキングにいくことにした。ただのバーガーキングだと思っていたが、なんと観光客向け(というより金持ち向け)のエリアがナイル川ほとりに柵で囲われており、そこにあるレストランの一つとして建っていた。持ち物検査をされるバーガーキングは初めてだ。せっかくなのでどこでも食べれるものではなくエジプトらしいレストランで食べようということでイタリアンのアラビア文字の店(店名は読めない)へ。

外観を撮ってこなかったので航空写真だが、この一角が丸々囲われている。青いところが荷物検査エリアだ。

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高級レストランなら大丈夫だろうと思っていたのが間違いだった。味は日本のその辺の店より美味かったのでかなりレベルは高いと思う。しかし対応が極めて雑で英語がいまいち通じない。注文を間違えられ、ビールをこぼされ、調理ミスをされるという日本でされたら激怒モノ(こぼされた友人はキレていたが)のミスをされた。シーフードパスタとクリームパスタの具が混入しあう理由を知りたい。

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夕食後は久々に全員で大富豪をやった。高校の時から大富豪をやると非常に殺伐とするが4年経った今でも全く同じでいっそ清々しかった。大富豪上手くなりたい。そのままソファで寝落ちしたが2時頃起きてベッドに移動。