9号車乗り場

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旅行記やら日記やら

アラスカ旅行回想録1

2017年9月1日-10日にかけて行ったアラスカの回想を旅行記風に書いてみる。

ブログのネタがないと友人に漏らしたところ、アラスカ旅行の話を書けという話になった。当時のメモもあまりないが、記憶とgoogle mapの限り書いてみようと思う。

 

「アラスカでオーロラを見よう」

突然友人から送られてきたこの誘いに二つ返事で乗っかったところから始まる。(君の知らない物語かよ)

 

そもそもこの旅行が実質人生初の旅行だった(幼い頃グアム、サイパン、ロタ辺りに行ったことはあるがよく覚えていない)ので準備が大変だった。パスポート発行にめちゃくちゃ待たされた記憶がある。

さて人生初の海外がアラスカである。北海道の遥か北である。夏なら日本で市販されているダウンで大丈夫とのことだった。ただ俺は寒さに弱い。立ってるのも嫌だ。そこでニット、ウルトラライトダウン、裏起毛のパンツは当然として防寒ブーツと小型の折り畳みイスまで持っていくことにした。結果的には正解なのだが本当に荷物だった。

 

1日目

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初の国際線である。たしか成田から飛んだはず。

母親から「出発時のデューティーフリーでなんでもいいからタバコ買ってきて」と頼まれていたので適当に2箱買った。本当に荷物だったのに帰宅後にこんな重い(?)タバコ吸えるわけないとか言われてやりきれなかった。

3月のライオン四月は君の嘘、聖の青春、僕は明日昨日の君とデートするの4本立てで映画を見て号泣した記憶があるが、時間的にきついはずなので恐らく、アメリカ本土に行った時の記憶と混ざっているのだろう。

 

 

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日本からアラスカのアンカレッジまでの直行便はあるものの、シアトル経由のほうが安価なためそちらを選択。初のアメリカ本土上陸はシアトル・ダコマ国際空港となった。

アンカレッジ行きの国内線を待つ間にレストランでピザを食べた。海外での初食事、初レストランとわからないことだらけで大変だった。確かショーケースの中のピザを取ってもらう方式の店だったはず。

国内線に乗り継ぎする際に必要っぽいチェックイン?をする機械があった。ただ、誰も使い方と必要性が理解できなかったため「まあいいだろう」とスルー。ただ心のどこかで本当にそれでいいのかという気持ちもあった。誰かに確認する術もなかったので何もせずゲートに向かい事なきを得たが、これが海外旅行初のトラブル的なものだと言えるかもしれない。

ゲート前のソファに座っていると、なんと同じ歳くらいの日本人に話しかけられた。彼は1人でアラスカのデナリでキャンプを張る予定だとか言っていたはずだが、その後無事だろうか。

アンカレッジ空港に着き、レンタカー屋を探す。いきなりムースのはく製の御出迎え。

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迷った末、天井にオーロラの飾り付けがされている地下通路を抜けた先に目的のレンタカー屋を見つけ手続き完了させる。馬鹿みたいに広い地下駐車場で荷物を載せていよいよアラスカの大地に出発である。借りた車はこれ。

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出発したはいいものの、道が既によくわからない。とりあえず手近なサブウェイの駐車場に入りwi-fiを拾い、アンカレッジ市内のRamada by Wyndham Anchorageというホテルに向かう。

無事ホテルに着き、荷物を置き、何かをしに出掛けようとロビーにたむろしているとなんと日本人の老夫婦がチェックインしにきてびっくりした。エレベーターを探していたので、「突き当たり行って右です」と教えたら向こうもびっくりしていた。そらそうだ。たぶんスーパー(地図で確認したら宿の付近にウォルマートとフレッドメイヤーがあったのでどちらかだろう)に買い出しに行ったはず。見たときにやべーって言ったケーキのショーケース。

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夕飯はホテルの近く(アメリカ比)にあった侍魚(samurai sushi)という日本料理店に突撃。韓国人オーナー。当時のツイートを見返したら、「酢飯(ごま油飯)に殺される。炒飯を頼んだら量が日本の3倍くらいあった 」と文句を垂れていた。なおgoogleのレビュー曰く★4.5である。

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2日目

ホテルをチェックアウトし、この日は一度、車で2時間ちょっと南下してスワードという港町に向かう。ここから氷河を見れるクルージングに乗る計画である。予約もしていないが、シーズンの終わりだしなんとかなるだろうという甘い考えだった。

港近くの駐車場に止め案内所でガイドブックを見せながらこれのチケットをくれと伝えると、「今日は風が強いから無理だ」と返される。町の外れのアラスカ水族館がなかなか見ごたえあるということなので移動しようと駐車場に戻ると、止め方が悪かったのか違法駐車になっており、やけに高い罰金を払う羽目になるなどひどい目に遭った。

しかしアラスカ水族館は(いまいち内容を思い出せないが)、アラスカの生態系を展示している面白い場所だった。解説もなにも読めないので語ることはない。ディスカバリーチャンネルでアラスカ蟹漁の番組があるが、多分そういうのも展示されていたのだろう、とは思う。水族館を出て、目の前の通りのバーガー屋(google mapを辿ったところ多分Seasaltという店)で昼食。バーガー屋といってもやけに高級そうな内装だった。写真がないが、ハリバット(でかいカレイ)バーガーを食べた記憶がある。土産屋なんかもあったので散策したが、なぜかここの写真が全くないのであやふやである。

結局水族館と昼食のためにいった形になってしまったが、道中の景色も本当にすごいのである。ヴォルビックのラベルみたいだとか騒いだ記憶がある(冠雪した山脈が遠望に延々見えるのだ)。帰り道にトイレに行きたくなってしんどかった。

2日目はAptel Studio Hotelに宿泊。ロビーのおばちゃんに「若いのになんでこんな寒い田舎に来たのよ?」みたいなことを言われたのは多分このホテルだった、はず。

 

 追記、写真ありました。

スワードの看板と港町。あと乗りたかったクルージングのパンフを保管していたのでそれも載せておく。

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