9号車乗り場

9号車乗り場

旅行記やら日記やら

夢に沈み、夢に浮かぶ

夢を見た。

本当に夢だったのかはわからない。寝れた記憶がないから。

 

雨の降る歩道橋、階段を登る。僕は君の後ろに立とうとして歩みを緩める。君も歩みを緩める。「〇〇ちゃんと付き合ったら絶対階段先に歩かせてくれて感動した」昔笑顔でそんなことを話してくれた君の顔を何度も思い出す。

雨の降る遊園地、ここ、どこだっけ。頭の両脇につけたぬいぐるみの耳、胸元につけたお揃いのシール。なぜか俺だけキャストさんに声をかけられて、君は「ねえなんで!?」とただをこねる。

雨の降るバスロータリー、これは…昔君も住んでいた僕の地元の駅前。たしか元カレの愚痴を聞いた時に日帰り温泉に誘ったんだっけ。この日も天気は良くなかった気がするな。俺は風邪気味で、君は当時よく着てたギンガムチェックの服を着て。店員のおじちゃんに「カップル?」って聞かれたりして。

雨の降る参道、この間君と行った神社だ。7時間雨の中を運転して着いた目的地。僕は神様の前ですら素直になれなくて、「この3人がずっと仲良くいられますように」なんて。

雨の降る寂れたアーケード。僕も君も住んでいる街の商店街だ。僕の溜まってた不満が漏れ出して、吹き出して、それを君に全部ぶつけて、大泣きしながら君に電話した翌日の景色だ。君の家から駅までの10分間、君はいつも通りお喋りしてくれた。「雨降るよ」「え、でも傘見つからないからいいや」道中のコンビニで傘買ってたよね。

 

夢を見ていた。

ずっと僕に向けてほしかった笑顔を、気持ちを、初めて僕に向けてくれたあの日からずっと。「私は君のこと、いいなって思ってるよ。」

「『ありがとう、ちょっと考えさせて』って言われて絶対ふられると思った」って君は言ってたけど。正直、今向けてくれるのかぁ、とは思ったかな。心が飛び上がったことは最後まで言えなかったな。

 

夢を見続けた。

ずっと行こうねって言ってたお店、何度も何度もリスケしてようやく行けたお店。

「去年ここの上のお店で忘年会した」「すごいね、こんなところで忘年会するんだ」「っていう話を前もした」「うん、そんな気がした」

「こんな家具が似合う家に住みたい」「いいね、住みたいね。家具見るの楽しいね」

「前ここのお店でヘアオイル買ったよね」「あ、そうだったね、やっと思い出した」

「やっと来れたねこのお店」「なにこの御通し」「結構おいしいね」「疲れちゃった」「じゃあ今日は早く帰ろう」「もう一緒にいられないなって思っちゃった」

夢から目覚めなかった。

何度も何度も夢から醒めようとした。

それでも私は君が好きだった。

夢から醒めようともがいた。

とっくに終わった夢に、ただ1人、まだ起きたくないとぐずる子供のようにしがみついた。

起きたくない、醒めたくない、離したくない、その笑顔を僕にだけ向けていてほしい

起きるしかない、醒めるしかない、離れている、もう二度とその笑顔はお前には向けられない

それでも俺は君が好きだった。好きで好きで好きで好きで、駅のホームに君を見つけて動揺するくらい好きで、駅に用事がある時はいつも君がいないか探してしまって、でもお願いだから1人でいてと願っていて。

最後にもう一度、夢にしがみつこうとした。あの4日間僕に向けてくれた笑顔が、どうしてもあの時の笑顔と重なってしまったから。「僕まだ好きなんですけど、どうしたらいいと思いますか」「もうそのつもりはないんだなって見ててわかったよ」僕だけがずっと夢を見ていた。

 

君が車でかけていた音楽。「これ何の歌?」「これしか知らないけど、すごく好きなの」「藍空と月 描写」

『君といても心はいつまでも痛いし君がいなくても心は痛いし』

『これでいいやなんてさ思ってないんだよ』

君の思う君は誰なんだろう。僕は君が好きなものはなんでも好きになれたよ。あの子以外はさ。

 

遠くの国道を走る救急車の音が聞こえる。君の家の方へと走り去っていった。

backnumberのヒロインの男の子はガラケーを使っていると思い込んでいた

聖夜だなんだと繰り返す歌が流れる街がわざとらしくきらめく折、いかがお過ごしでしょうか(時候の挨拶)

絶賛爆発炎上中の案件に参画している私は別にメンティーでもないのに走りまわっているわけで、自宅の最寄りに着くのが22時を回ることもざらになっています。私は、「最寄りに着いた時間が21時を過ぎていた場合、夕飯を外食としてもよい」というマイルールを敷いています。必然、最近は忘年会シーズンということは別にして、外食で済ますことが多くなっています。

私の家は駅徒歩7分、道中、夕飯に適した店となるとすき家吉野家、それにラーメン屋(大して美味しくない)くらいしかないのですが、まあ大体は店がそれなりに綺麗という理由ですき家に入ります。

先日もそうでした。すき家の券売機にクレジットカードを突っ込み、ねぎ玉牛丼の並を選び、冷水機からお茶を淹れ、席に着き、食券を渡し、スマホをお供に食事を済ませる。約20分の作業の間、店内にはこの時期にそっくりなクリスマスソングに始まり、backnumberの曲が粛々と流れていました。おそらく店内で私以外誰も聞いていないであろう曲をBGMに味噌汁をすすっていると、クリスマスソングの次にヒロインが流れ始めたのです。 私の家は駅から徒歩7分と書きましたが、その街は、いや町はずいぶんと陰気なものです。右手にタバコを左手にスマホを持ち歩道をチャリで爆走する爺、改札口でうずくまり泣き喚く女性とそれを囲む警官、この間は無灯火の自動車に出くわしました。そんな町の駅前のすき家でbacknumberをかけるなとひとりごちつつも、ヒロインがかかった時私は「まあこの町でbacknumberかけろって言われたらヒロインにするか…」と思ったのでした。

当然ですが、ヒロインは初週売上は約2万9000枚で[2]、9thシングル「fish」の初週売上約1万8000枚を上回る自己最高の記録となった[2]。さらに、9thシングル「fish」の累計約2万1000枚も初週売上のみで上回っている[4]。iTunesトップソングでは9日連続の1位を記録している[5]。2020年現時点では、「高嶺の花子さん」「クリスマスソング」に続く、同バンドを代表する楽曲の1つとして挙げられている。名曲です。私も好きです。路肩で酔い潰れた男を睨めつけながら出勤したり、赤と青の目に悪いカラーリングのイルミネーションを見て帰ってきたことを痛感したり、駅前でスケボーしてるにいちゃんを警官が追っかけ回したりしている町の情景を歌ったものでは断じてありません。ではなぜそんなことを思ったのかといえば、主人公の男の子がガラケーを使っているからです。この町にスマホは眩しすぎる。

あれ?なんでガラケー使ってると思ったんだ?別にmvでそんなシーンなかったし、リリースも2015年です。iCT総研による『2015年度 SNS利用動向に関する調査』に依れば、「日本国内におけるSNSソーシャルネットワーキングサービス)利用者は年々増加しており、2015年末には6,451万人に達する見込み」としており、私も間違いなくスマホを使っていたはずです。それなのになぜ?と思って聞き直してみるとこの男の子、積もった雪のことをメールで伝えようとしてるんですね。スマホになってからメールなんてきっと数えるくらいしか送ってないし、ましてや想い人にメールを送るなんて。でもこの歌の男の子はスマホを手にソファからではなく、ベランダで寒い手を擦りながらメールを送ろうとして打ち掛けのままポケットに入れたに違いないのです。

この町に住んで1年半。積もるほどの雪は見ていないし、ベランダのエピソードも毎朝通勤途中にあるアパートのベランダでどこの国かもわからない言語で電話をしている婆とベランダにピンクのネオンを光らせている謎の家くらいしかないけれど、この町にも多少の思い出が出来てきました。東京湾に向かって流れる決して清らかでない川に反射する朝日、夜中遠くに見える青白く輝くスカイツリー、結構好き。もう少し住んだらもっと好きなところが出来るのかもしれません。そう考えると引っ越さなくていいかな、なんて考えたりまーーーーーーーーーた駅前でカップルが警察に囲まれてら。

新潟 月岡温泉で高い飯と良い旅館の温泉に入る旅

はじめに

だいぶ前から遠出をしたいと話していた友人たちと新潟県月岡温泉に行ってきました。 初めての新潟県上陸です。

目次

  1. 旅程
  2. 10/14
  3. 10/15
  4. 感想、おわりに

旅程

時間 場所 備考 マップ位置
10/14 9:00 都内某所 出発
14:00 阿賀野川ライン遊覧船乗船所 着 道の駅阿賀の里に併設 A
16:00 村上館 湯伝 着 B
月岡温泉を散策~
10/15 月岡温泉を散策~
11:00 月岡温泉 発
12:35 道の駅黒崎 新潟ふるさと村 着 C
15:30 道の駅黒崎 新潟ふるさと村 発 北陸自動車道関越自動車道を経て帰宅

10/14

9時、某所に集合。レンタカーで新潟県月岡温泉に向かいました。

道中紅葉が見たいという主張に乗っかり、東北自動車道を北上、福島県を経由して新潟県に入りました。山の上のほうがほんのちょっと紅葉していたけど、まだ早かったかな…

今回の旅行は一人の追い込み旅と違って人とゆっくり温泉に行く旅行なのでそんなに色んなところにはいきませんでしたが、道中、阿賀野川ライン遊覧船に乗りました。道の駅の駅長も兼務する船頭のおじさん(名前忘れた)の語りを聞きながら阿賀野川を一周してきました。

船頭さん「どこから来ましたか?」

友人「東京のほうから」

船頭さん「あ、じゃあ埼玉か千葉ね」

大雨で船が流されて網走のほうまで流された船を回収しに行ったり回収が終わるまで営業再開できなかったり、東京からここに就職した話とか、離婚して近くに家を買った話とか、そんな話をぶわーーーっと。40分間よくそんなに話続けられるなと関心しました。15時の便に乗ったので、もうそんなにお客さんもおらず快適でしたが、昼の便は満席だったそうです。

船頭さんおすすめの日本酒、菅名岳売店で買いました。たいして酒飲まないのに旅先の地酒を毎回買ってしまう…

阿賀野川と遊覧船
下船後、船頭さんが集合写真を撮ってくれました。サービス精神!!

夕方、月岡温泉に到着。畑と山の景色のなかに突然温泉街が現れたので遠目にも着いたことがわかりました。

ひとり旅と違ってちゃんといいところに泊まります。村上館湯伝。新潟だから油田にかけて湯伝なんですかね?懐石料理が食べたい!いい温泉に入りたい!の希望からここに決まりましたが、素敵な宿でした。

まずね、宿の方の駐車場誘導付き。あといいお宿特有の「お荷物お持ちします」もあってテンションが上がる。お部屋の説明があると「あ、いい宿来たな~」って実感がわくので好きです。しょっちゅう貧乏旅行してるので…

温泉の前に温泉街の散策。月あかりの庭や足湯スポットのライトアップを眺めてから温泉と素敵な夕食をいただきました。

近くの公園がライトアップされてました。思ったより若い人がたくさん集ってました。
村上館湯伝、いいところでした。
わかりにくいけど、「村上館」のところTB古印体なんですよね。なんで?
喫煙所になっていた中庭。タバコ吸わないけど景色見に何回か入った。

温泉ですが、エメラルドグリーン(らしい、見た色は黄色だったけど)のぬるぬる系の温泉でした。角質か落ちそう。8時とか?ちょうどいい時間に温泉に行ったので人もいなくて快適でした。新潟の夜はもう結構寒かったので露天風呂で長湯出来ました。実際、露天風呂はちょっと手狭で3人入ったら窮屈くらいの広さだったので、空いてる時間を狙うかいっそ貸切風呂を借りるのがいいんじゃないかなと思いました。

宿の向かいにあった酒屋さんで仕入れた地ビールを飲みつつ就寝。

10/15

やっぱりいつも通りの時間に目が覚めたので、ちょうど一緒に起きた友人と朝風呂に行きました。やっぱりいい時間に行ったので温泉は誰もいない貸切状態でサウナも堪能して、朝からいい気持ちです。

朝ごはん!普段なら絶対にこんなに食べられないのになぜ旅先だと食べられるのか。

チェックアウトして、引き続き月岡温泉散策。 どうしてもやりたかった新潟米菓 田でのおせんべいのお絵描き体験と、新潟ロースト 煎カヌレを買いに行きます。

さてこういうお絵描き系ですが、私はどうにもセンスがないので(絵が全く描けないわけではないのですが、何を書くかのセンスがない)ちいかわのモモンガくんちゃんを描きました(なんで?)インスタに載せたらほめてもらえて満足。

結構かわいく描けた!友達は島二郎を描いてました。

翌日が仕事なのでお昼を食べて帰ります。道の駅 新潟ふるさと村でお昼とお土産を調達しました。

ご飯とお土産コーナー、大変充実してて素敵でした。リンゴ果汁使用イチゴ味のアイスもも太郎を食べられたのもうれしかったです。

で、新潟の歴史を学べるコーナーなんですけど、「新潟の雪を体験しよう!」ってコーナーがありまして、バカでかいかき氷機からぼたん雪がぼたぼたと降ってきたのは…新潟の雪なんでしょうか。いや面白かったからいいんですけど。

道の駅!?って規模感。新潟の歴史を知る資料館みたいなのも併設されてて楽しかった。
新潟出身者におすすめされたご当地グルメたれカツ丼
普通のカツ丼、なんで卵でぐちゃぐちゃにするの?って思ってたのでとても美味しかったです。
右は同じくご当地グルメへぎそば。コシがあって美味しい!

帰り道、越後山脈でしょうか、相当長いトンネルを抜けて新潟県から群馬県に入ると一気に山が減り、関東平野に出たなと感じました。特に高崎まで来ると帰ってきたな~という実感がありました。

感想、おわりに

久しぶりに友人と贅沢な旅行をしました。この年になってもこういう旅行をしてくれる友達は大事にしたいですね。

実は初めて新潟をちゃんと観光しましたが、佐渡にも行ってみたいので、また機会を見つけて旅行しに行きたいです。

京都北部・城崎温泉旅行

はじめに

遅めの夏休みで京都の海沿いのほうを旅してきました。

目次

  1. 旅程
  2. 9/19
  3. 9/20
  4. 9/21
  5. 感想、おわりに

旅程

時間 場所 備考 マップ位置
9/18 23:40 東京駅八重洲口発
9/19 6:00 京都駅八条口
8:38 京都駅発
10:11 東舞鶴駅
13:00 軍港めぐり遊覧船
時間次第 舞鶴引揚記念館 レンタサイクル必須
17:00 カースタ天橋立宮津
18:00 橋立ベイホテル
9/20 8:30 チェックアウト後、伊根に移動
9:30 伊根の舟屋の遊覧船
時間次第 伊根の舟屋の遊覧船
向井酒造
あうらカフェ など
時間次第 天橋立付近に戻って
天橋立傘松公園
元伊勢籠神社
真名井神社
知恩寺 など
15:30 レンタカー返却
16:12 宮津駅
18:01 城崎温泉駅
18:30 つるや旅館
外湯めぐり 御所の湯・柳の湯が木曜定休なので、この日に入る
9/21 7:00 鴻の湯
8:00 宿で朝食 荷物預けて外出
9:00 城崎温泉ロープウェイ
温泉街に戻って外湯めぐりの続き、散策
16:31 城崎温泉駅 きのさき20号(特急)
19:01 京都駅着
夜の京都を徘徊
23:10 京都駅烏丸口
9/22 6:51 東京駅日本橋口着

9/19

乗車時間6時間という絶妙な時間で京都に着いたせいで逆に寝られなかった。

舞鶴行きの特急まで時間があるので京都駅周辺を散策してみる。この時間はまだ観光客がいなくて快適。

誰もいない東本願寺。中で朝の法話?みたいなのやってた。
西本願寺もがらがらだしまだ涼しいしとても快適

特急まいづるで東舞鶴まで。別に「鉄」じゃないけどこういう列車に乗ると楽しくなる

途中信号トラブルで40分ほど遅延したせいでかなり慌ただしくなったけど、東舞鶴駅に到着。隣はもう福井県なので、かなり遠くまで来たなと感じる。

最初に行ったのは北吸隧道。海軍の物資輸送 のための鉄道がとおっていたらしい。近くにはレールの名残やら駅舎の名残やらが保存されていた。

北吸隧道

舞鶴(というか軍港があるところ全般そうだけど)の楽しみは軍港巡りの遊覧船。ド平日だったので、遊覧船も最前列右側の特等席を取れた。遊覧船は港内を反時計回りに回るので、右側席のほうが停泊中の船をよく見ることが出来る。この日は平日だったので艦上で作業をしている自衛官がいて見ごたえがあった。時々手を振ってくれる。

舞鶴の目玉、護衛艦あたご。もっとかっこいい画角で撮りたかったけど運が悪かった。
護衛艦ふゆづき。単縦陣みたいになっててかっこいい!

赤レンガパークでレンタサイクルを借りて30分ほど坂道を登って、舞鶴引揚記念館に向かう。舞鶴引揚記念館までは遠いのでレンタサイクルで行く場合は気を付けてください!としっかり注意書きがされていたけど、まあ確かにかなりきつかった。高いけど電動自転車(2000円)を借りないと死んでしまう。

第二次世界大戦後に大陸から引き上げてきた人たちと舞鶴の歴史が詳細に説明されていて、遠かったけど来るべき場所だと思った。特にシベリア抑留についてこれだけ細かく説明されている博物館はないのでは?

舞鶴引揚記念館。自転車置き場がなかったので、館員さんに聞いて裏口の屋根がある場所に止めさせてもらった。
戦陣訓の現物、初めて見たかも。学生時代に来たかったなぁ。
でも戦陣訓の本旨は解説文にあるようなことではなく云々

舞鶴を後にして宮津駅宮津駅でレンタカーを借りて天橋立に向かう。

天橋立は夜にライトアップされているというので見に行ってみたが、どうにも空模様が怪しく、着いたあたりから遠雷が鳴り始めた。数枚写真を撮って早々に撤退してホテルまで運転していると、どんどん雨脚が強くなり台風かというくらい降り始めた。ホテルの駐車場からロビーまで走るだけで全身が濡れてしまって散々だった。

夜の天橋立。写真を撮っていると野良猫が数匹やってきてかわいかった。
こんな感じのライトアップ。晴れてたら星も見えて綺麗なんだろうなと思いながら外国人兄貴と一緒に写真撮ってた。

9/20

寝落ちしたところから目が覚めた。2日目は朝から伊根の舟屋に向かう。車のガレージのように船を家に直接乗り付けられるようになっているのが特徴的で、船のタクシーも運行されている。

タクシーに乗るのも面白そうなのだが2人~でないと乗れないとのことで、遊覧船に乗った。船着き場ではカモメの餌にかっぱえびせんが売られていて、結構な人数が餌やりをしていた。カモメもそれをわかっているからずっと船について回る習性が付いているらしい。

今までいろんなところに行ったけれど、伊根の町並みはここでしか見られないから新鮮でたのしかった。古い町並みではあるけど、観光客向けにおしゃれなカフェにリノベーションしたり道もきれいになっていたりと、天橋立まで行ったら足を延ばす価値がある場所だと思った。間違いなく、行って良かった。

伊根の舟屋の遊覧船から。それにしても大陸系の人が多くてうるさかったな

一部の舟屋はカフェに改装されていて、海辺に出て休憩できる。
海を覗くとちっこいイカ?が泳いでいた。

伊根にある向井酒造さん
伊根満開という古代米を使ったピンク色の日本酒が人気らしいのだが売り切れだった。その伊根満開を使った酒粕アイスがとても美味しかった。

伊根満開を使った酒粕アイス。ちゃんと「ドライバーも食べて平気!」って書いてあったので喜んで食べた。
もちろんアイスはピンク色。しっかり酒粕の味がして美味しかった。

伊根を出て、天橋立傘松公園に向かう。天橋立まで来たのに昼間の天橋立を一度も見ていない。

この日もずっと曇っていた(雨予報が降らなかっただけ運がいいのだが)ので、満点の景色ではなかったのだけれど、良く見る写真と同じ景色を見ることが出来てとても満足した。

傘松公園側から見た天橋立。文は見てないけど踏んで見ることはできた!

知恩寺。三人寄れば文殊の知恵の文殊様が祀られているとのこと。

知恩寺のおみくじ、扇子型でとてもかわいい。

宮津駅まで戻ってレンタカーを返却して、電車で城崎温泉に向かう。宮津駅から豊岡駅までの普通列車は通学需要があるみたいで、高校生で満員だった。そんななかキャリーを引いて乗り込んだ大人1人はかなり浮いた存在だったかもしれない。

城崎温泉駅から15分ほど歩いて、つるや旅館にチェックインした。小さめの旅館だが、とてもホスピタリティにあふれたいい宿だった。内装もきれいにリノベーションされていたし、無料の貸切風呂もあったし、チェックアウト後も外湯めぐり用のタオルと、地域で作った米をいただいた。

城崎温泉は町全体で温泉街としてやっていこうという(共栄共存とかいってたかな)取り組みをしているらしく、ブラウザから各温泉施設の込み具合が参照出来たり、外湯めぐり道具を旅館で貸してもらえるなど今までの温泉街より客に親切な気がした。あと廃墟化した建物がなく、町全体がきれいで清潔感がある気がする。

取り急ぎ、明日が定休日の「御所の湯」と「柳の湯」に入りつつ散策に出かける。風呂に入って地ビールを飲みながら夜の温泉街(しかもほとんど人がいない)をふらふらした。

城崎温泉駅。さすがに観光地の駅だけあってきれいにされている。

かなり絵になる写真が撮れる。楽しい。

このあたりの地ビールらしい。いろんな地ビールを飲めるお店が定休日だったので、カフェ的なところで飲んだ。

9/21

朝風呂に、宿の隣にある「鴻の湯」に行った。普段は朝風呂なんて絶対しないけど、しっかり7時に起きて(これはもう仕事のせいで勝手に目が覚めるけど)一番風呂を決めてやった。

昼から雨予報だったので、早めにチェックアウトしてロープウェイで城崎温泉の展望台に行った。

ロープウェイが結構混むらしいと聞いていたが、始発便に乗ったせいか、自分のほかには外国人カップルが一組乗っているだけだった(案の上、帰りにすれ違った登り便は結構混雑していたようだった)。ロープウェイの添乗員のおじさんが流ちょうな英語で観光案内をしていた。

個人的に、温泉がどうこうより一番楽しかったのは城崎文芸館だ。「城崎にて」の志賀直哉はじめ、城崎にゆかりのある文人についての資料館で、時間さえあればいくらでも長居できる場所だった。あと街中で一番きれいなトイレがあった。さすがにシーズンの時はそんなことないのだろうけど、2時間はいて自分以外誰も入ってこなかったから、みんなもっと行くべきだと思う。外国人が来ないから仕方ないのか。

無事外湯7か所を巡り、特急きのさきで京都駅まで引き返す。やはりこの電車もほとんど空気を運んでいる状況で、快適だった。観光列車の瑞鳳がちょうど来ていたようで、城崎の駅前で歓迎イベントをやっていた。

城崎温泉の町並みが良く見える。

宿の朝ごはん、思ってたのの何倍かちゃんとしたものが出てきてびっくりした。
食堂もきれいにリノベされていて雰囲気よかった。

帰りのバスは京都駅を23時発なので、時間まで京都市内を徘徊することにした。

深夜でも参拝可能な八坂神社に向かうつもりが、なぜか平安神宮と勘違いして知恩院沿いをぐるっと回っていく羽目になった。真夜中のあの辺り、本当に真っ暗で普通に怖かった。

八坂神社にはぽつぽつと観光客がいた。まだまだ時間があるので、歩いて産寧坂のほうまで行った。途中、八坂の塔が突然現れるのでとても驚いてテンションが上がった。

調子に乗って産寧坂を登ったが、当然こんな時間(21時半とか)になにかやっているわけもなく、ただまっくらな坂道を登って足を痛めた。見覚えのあるお土産屋さんが見えたときは少しほっとしたが、ここまで来てしまうと夕飯を食べる時間もなくなっていて、痛めた足を引きずって駅まで行く羽目になってしんどかった。

さて、何とか22時半くらいに京都駅にたどり着いたが、もう夕飯を食べる時間もなく、最後の食事はコンビニのおにぎりになってしまった。当然帰りのバスも6時間くらいの乗車時間だったのでろくに寝れず、帰宅してからしっかり寝直すことになった。

夜の八坂神社。雨上がりなので地面が濡れているのもきれい。

ふらふらしていたら突然八坂の塔が出てくる。
同じようにふらふらしながら写真撮ってるっぽい兄ちゃんと一緒になって写真撮ってた

深夜の祇園のはずれあたり。怖いけどこれはこれで味がある。

感想、おわりに

京都自体はもう何度も来たことがあったが、海側に行ったことはなく、一度行きたいと思っていたのでとても満足度の高い旅になった。伊根はいつかのテレビで見てからずっと行きたかったし、天橋立は小式部内侍の天橋立の歌が好きだから踏んでみたかったし、鎮守府も残すところ佐世保だけとなった。城崎にてを読んでから行きたかったがどうしても時間がなかったので、近いうちに読んでみようと思う。

あと、京都に人と行くと、夜は大体ちょっといいご飯食べようとかなるところ、一人だとこうして徘徊できるのは一人旅の良さだよなと思った。

京都駅のUFJのATMの場所覚えてたのは我ながらすごいなと思った。

山口・福岡旅行 ~映えスポット巡りの旅~

はじめに

いろいろな因果で山口県を旅行することになったので、ついでに福岡まで行ってみました。

あとまたVLOG作ったから見て

youtu.be

目次

  1. 旅程
  2. 7/15
  3. 7/16
  4. 7/17
  5. 感想、おわりに

旅程

時間 場所 備考 マップ位置
7/15 9:05 羽田空港
10:40 岩国空港 A
11:30 岩国空港
11:45 錦帯橋
13:00 錦帯橋
14:00 毛利氏庭園 お昼ご飯食べる B
15:30 毛利氏庭園発
16:00 Onn湯田温泉 C
21:00 浪漫酒場電気ブラン
7/16 10:00 チェックアウト ホテルで朝食
10:30 秋芳洞 D
12:30 見学終わり お昼食べる
13:30 秋芳洞
14:30 元乃隅神社 E
15:30 元乃隅神社発
16:00 角島大橋 F
18:00 角島大橋
19:00 下関港 G
プラザホテル下関
夕飯をどこかで食べる
7/17 8:00 唐戸市場 市場食堂よし」で朝ごはん
見たいところに行く 壇ノ浦
門司港
八幡製鉄所 とか


H
14:00 太宰府天満宮 I
16:00 太宰府天満宮
17:00 博多着
18:00 博多でラーメン J
19:00 博多発
19:20 福岡空港 レンタカー返却
20:20 福岡空港
22:10 成田空港着

7/15

人生初の山口県岩国空港は米軍海兵隊との軍民共用の空港なので、撮影が禁止されていると機内アナウンスが流れました。着陸後の機内から軍用機が見えてしょっぱなから大興奮。

岩国空港でレンタカーを借りて岩国城錦帯橋に向かいました。 錦帯橋の駐車場が河川敷に線引いただけのもので、とんでもない砂利道でした。レンタカーで入るには少し不安な場所…

錦帯橋!曇り空だけど蒸し暑かった

当初、錦帯橋だけ見て岩国城には行かない予定だったのですが、なんか思ったより時間があったので、錦帯橋のチケットとセットで岩国城のチケットも購入。渡るのに金がかかる橋、2位以下で渡る人生ゲームしか知らない。

岩国城まではケーブルカーで向かいます。ケーブルカーの駅近くには、錦川の鵜飼用なのか、鵜が飼育されているスペースがありました。

蒸し暑い車内で寿司詰め状態になって山頂の岩国城まで行くと、城内(館内?)は博物館に改装されていて、日本刀や岩国市ゆかりの偉人の資料が展覧されていました。

岩国城 山の上にあるけどしっかり暑かった

毛利氏庭園に向かいます。道中、下松サービスエリアに立ち寄りました。ここは水曜どうでしょうの名シーンの撮影場所です。通過することにグーグルマップを眺めていて気が付いた。

例のシーンの撮影場所。看板の中身は変わってしまっているようですが、枠は当時のままっぽい

さて岩国城に行ってしまったり下松SAで撮影したりしていたら毛利氏庭園をゆっくり見る時間が無くなってしまいました。とはいえそんなに広い場所でもなかったので一周ぐるっと見て回れました。毛利氏のことはよく知りませんが…

the日本庭園

本日のお宿は湯田温泉に去年オープンしたOnn湯田温泉です。湯田温泉の街自体はそんなに目立った点のない街だな…という感じでしたが、温泉をメインに観光客向けのきれいな施設を作っているのが伝わってきて好感を持てました。

旅館風ホテル、新しくていいところだった。
エレベーターのボタンをセンサーで操作できるようになっててすごかった

足湯カフェの狐の足跡で遊んだ後、夕飯は宿の目の前にある浪漫酒場電気ブランに行きました。

がっつり深夜まで飲んで、明日は車で県内をぐるっと半周くらいするので体力を回復させましょう。

有識者に教えてもらったお店
バーだけどがっつりご飯も食べれて、お酒もご飯も美味しかった

7/16

朝ごはんはホテルの朝食バイキング。さっと食べて観光に出かけます。

朝食バイキング
なんでこういうところの朝食はしっかり食べれるんだろう

山口県といえばの観光地、秋芳洞に来ました。もうね、洞窟の入口から大興奮でした。洞窟に入るのも初めてのことだったので、一歩踏み入れたところから大はしゃぎしました。鍾乳洞って初めて見たのですが、久しぶりに、「現実にこんな場所があるんだ!」って感動を覚えました。

もうこの辺で大興奮
こんな感じの、モンハンにあった気がする
歩きながら「ディズニーランドみたい!!」ってはしゃいでた
秋吉台展望台からの景色
教科書に載っていた”秋吉台”はこれだった気がする

さて、昼食を食べつつ次は元乃隅神社に向かいます。昼食は道中の長門湯本にある瓦そば柳屋に行こうと思ったのですが、行ってみると3時間待ち…。代わりに、恩湯食長門名産の長州どりを使っているという鶏飯をいただきました。

長門鶏飯、セットで鶏のコロッケと野菜のマリネが付いてきた。バルサミコ酢がかかってたのかな?
あと山口県産みかんジュースも頼んじゃった

さて元乃隅神社に向かうのですが、完全に漁村にある観光スポットなので大渋滞でした。峠を越えたほっそい道が駐車場待ちで埋まっていて…バイクで来ていた人がどこまで渋滞しているのか歩いて見に行って、しばらくしてとぼとぼ戻ってきました。それでも何とか、17時半までの参拝時間ギリギリに入ることが出来ました(時間以降もずらっと駐車場待ちの列は続いてたし、受け入れてました)

めっちゃ映えスポット
青空がハレーションしちゃってる…
鳥居につけられた賽銭箱に投げ入れる(5,6回投げたけど入らなかった)

長居していると帰りも渋滞しそうなので、早めに出て、次の映えスポット角島大橋に向かいます。角島と本土を結ぶ海にかかる橋で、展望台まであるとのこと。渋滞のせいで完全に予定から押しているので急いで向かいます。

帰りの道大渋滞してますね、渡りたいならもっと早い時間に来ないと帰りが大変そう

角島大橋から日本海の西日を浴びつつ下関まで向かいます。西日を浴びながら海沿いを走るなんていいじゃない!とスケジュールを組んだので予定通りになったのはいいものの、西日はまぶしいということを失念していました。でもやはりいい景色でした。

無事下関について、夕飯。お昼に食べ損ねた瓦そばを食べるべく、魚政本陣で夕飯を食べました。行こうと思ったお店が入れなかったので、改めて探したところとてもいいお店を見つけることが出来ました。

居酒屋ですが、オーナーさんが瓦そばの名店で修行をしたとのことでとても美味しい瓦そばでした。
お刺身もおいしい!身が分厚い!
クジラの刺身(右上)なんてはじめて食べた!脂がのってて癖になる味

7/17

最終日、この旅の大きな目的だった唐戸市場でフグを食べるを達成するために唐戸の朝市に行きました。少し渋滞していましたが、食堂エリアは空いていてすっと入れました。

市場食堂よしのふく定食がおすすめとのことだったので迷わずそれを頼みました。

ふぐ刺しにふぐのから揚げ!ふぐ刺しなんて食べるのいつぶり?
店員さんの雰囲気もよくて良いお店でした

市場を散策してカキも食べちゃった。これ確か600円とかだったような

腹ごしらえをして、今日は海を渡って九州博多に向かいます。関門橋を渡る前に、山口県側にある壇ノ浦古戦場を見に行きました。

源平合戦の像、義経八艘跳びの場面だそう
壇ノ浦サービスエリアから関門橋を眺める
かの有名な壇ノ浦レポートもこの辺の角度から撮ってる、らしい

門司に着いてお昼ご飯…と思ったのですが、朝しっかり食べたせいでお腹が減っていなかったのでミルクホール門司港に行きました。少し並びましたが、関門海峡を一望できる窓際の席に座れました!

限定100個のプリン。お昼過ぎでしたが残っててよかった!

門司駅。レトロな感じでとても良い
中にスタバが入ってた。
駅名標もいいな~なんて思ってたら、JR九州駅名標は大体どこもこんな感じらしい
JR九州の駅なんて西大山駅しか行ったことなかったから…

門司をあとにして、八幡製鉄所旧本事務所を見ながら大宰府に向かいます。

八幡製鉄所は現役の施設のせいでちょろっとしか見れないとのことなので、そんな時間もかからんだろうと思っていたのですが、ボランティアガイドのおっちゃんがまあ話すので思ったより時間がかかってしまいました。

奥に見えるのが旧本事務所。眺望スペースは本当にこれだけ
一応こんな銘板もある

時間はだいぶ押してますが、行かないわけにはいかないので最後に大宰府天満宮へ。

参拝して、参道を一通り眺めました。ここの参道の名物だという梅が枝餅を食べようとお店(中村屋)に行くと、特別に古代米の梅が枝餅を売っていました。毎月17日は古代米入りの梅が枝餅を売るそうです。九州国立博物館開館10周年を記念して販売し始めたとのことで別に由緒正しきなんたらではないみたいですが、せっかくなので古代米入りにしました。

古代米入り梅が枝餅。普通の梅が枝餅は真っ白。
古代米入りのほうが餅自体の味が強くて美味しかった。

後はレンタカーを返すだけ。最後にちょろっと博多駅に寄って博多ラーメンを食べました。

そんなことをしていたら帰りの飛行機にギリギリの時間になってしまい、レンタカーを返却してから小走りで空港に向かいました。やはり余裕を持った旅程にしたほうがいいらしい。

博多駅の一幸舎に行った。美味しかった。
明太子が食べたかったので白米が付いてくるっぽいセットにしたらまさか餃子までついてきて死ぬかと思った

感想、おわりに

20代のうちに47都道府県全てを旅行してみたいと思っているので、今回の旅行でまた2県埋めることが出来ました。これからもまた積極的に旅行に行って埋めていこうと思います。でも稚内とか行ってみたいんだよな…でも北海道なんて何回も行ってるし…

今一番行きたいのは来島大橋です。愛媛と広島を結ぶ橋。どっちも行ったことある!解散!

函館・青森旅行 ~カツカツスケジュール一人旅~

はじめに

たぶん水曜どうでしょうのせいで深夜バスに乗りたくなったので、勢いで予約してしまった。 はかた号を予約しようかとも思ったが、すぐ博多に行く予定があるので、今回は東日本チャンピオン青森行きのバスを予約した。

青森まで行くならついでに函館まで行ってやろう、という計画である。行きたいところを詰め込んだら、少しのディレイも許されないカツカツ旅程になってしまった。

あとまたVLOG作ったから見て

https://youtu.be/B6FYCSm2rBg

目次

  1. 旅程
  2. 7/4
  3. 7/5
  4. 7/6
  5. 7/7
  6. 感想、おわりに

旅程

日程  時間  すること 備考
7/4(火) 21:40 東京駅八重洲口 バスターミナル 発
7/5(水) 8:35 青森駅東口 着
10:00 津軽海峡フェリー青森港 発
13:40 函館港 着
14:10 函館港 発 シャトルバス利用
14:40 函館駅 着
15:00 テルチェックイン レンタサイクル借りる
16:00 五稜郭 着
19:00 レンタサイクル返却
自由に観光
7/6(木) 6:00 函館朝市
10:00 チェックアウト
10:50 函館駅 発 シャトルバス利用
11:20 函館港 着
12:00 函館港 発
15:40 青森港 着
15:52 青森港 発 シャトルバス利用
16:10 青森駅西口 着
自由に観光
7/7(金) 9:04 青森駅 発 特急つがる2号
9:09 新青森駅 着
9:30 レンタカー
11:00 石ヶ戸休憩所 着 レンタサイクル借りる
奥入瀬渓流散策
15:00 石ヶ戸休憩所 発
16:00 八甲田山雪中行軍資料館 着
16:30 八甲田山雪中行軍資料館 発
17:00 三内丸山遺跡 着
18:00 三内丸山遺跡 発
18:30 レンタカー返却
18:51 新青森駅 発
18:57 青森駅 着
19:40 青森駅 発
7/8(土) 9:00 東京駅八重洲口 バスターミナル 着

7/4

今回使ったのはジャムジャムライナー

3列独立だけは死守したほうがいいといろんな人に言われたのでそうした。ついでにフットレスト、コンセント、カーテン付き、座席間隔広めの高級深夜バス(5000円)だ。

バス出発の12分前に東京駅に着いたのでめっちゃ走った。というのも、電車を調べたときになぜか出発駅を最寄り駅と違う駅にしていたので、完全に乗る電車を間違えた。おかげでバスの写真も撮り忘れた。

どのSAで止まるのか、どの間隔で止まるのかの案内がなかったが、日付が変わるころに佐野SA着。満月がやけにきれいだった。午前3時国見SA、5時42分盛岡駅、7時52分弘前駅着。なんでわかるのかというと浅い眠りにしか就けず、バスが止まるたびに起きていたからだ。

7/5

9時、青森駅着。すでに遅れている。港までのシャトルバスは行ってしまったのでタクシーで向かう。こんな平日の昼間のフェリーなんて空いてるだろうと思ったが、ツアー客のジジババで混雑していた。バスでろくに寝れなかったのでフェリーでもしっかり熟睡していた。 時間通り函館港に入港し、シャトルバスて函館駅まで向かう。途中下車した方がホテルに近かったけど気がついたときには遅かった。

予定通り宿泊予定のHaKoBA函館にチェックイン。

ホテルで宿泊者対象にレンタサイクルをしているのでそれを借りる。ちょうど1台だけ電動自転車が残っていたのでラッキーだった。

30分ほど走って五稜郭到着。函館の道がガッタガタですぐにお尻が痛くなった。五稜郭タワー登ったり函館奉行所の見学をしていると、函館区公会堂のバルコニーからの景色が素晴らしいという情報をポスターで知る。慌てて調べると18時閉館とのことで、大急ぎで向かって17時45分に駆け込んだ。15分あれば見終わりますよ~と笑顔で入れてくれたので助かった。

レンタサイクル。4時間1500円だったかな?五稜郭行くなら自転車が一番楽だと思った。

夕飯に、一度は食べてみたかったラッキーピエロ、しかもたまたまホテルの横に本店があったので行ってみた。一番人気だというチャイニーズチキンバーガー、うたい文句通りのボリュームだった。

夜景の写真を撮る練習で函館山展望台にも行った。どうせカップルだらけだろうと思ったら修学旅行生の団体と外国人だらけで大混雑だった。修学旅行生と俺以外日本人いなかったんじゃないか?何組かの外国人に写真撮ってくれと言われた。

ホテルに戻ってセコマで買ったサッポロクラシックを片手に明日の予定を確認すると、青森に戻るフェリーを予約してないことに気が付いた。予約は2日前までとのことなので、当日券があることに賭ける。

チャイニーズチキンバーガー
ホテルにヨギボー付きのロフトがあって最高だった。

7/6

6時に起きて函館朝市に行く予定だったがまあ無理だったので8時に起きた。市場は昨日の函館山と同じく、日本語の方が珍しいくらいに外国人だらけだった。いろいろ見て歩いたが、どうしてもウニとホタテが食べたかったので目に留まったきくよ食堂本店でホタテ、ウニ、イクラの三食丼を注文。食べ終わって外に出ると大雨になっていたが、シャトルバスの時間までまだ時間があるので駅前付近を散策したり市場を眺めたりしていた。

三食丼!!!!やはり北海道のホタテはサクサクしている
前回食べられなかった氷漬けのルイベがあったので思わず注文。
口の中で溶けるのと同時にじんわりとうまみが染み出してきて本当に美味しかった。

無事フェリーの当日券も買えた。帰りはツアー客がいなかったのでやはりガラガラだった。デッキに出ようとしたら強風で締め切られていたので、窓側席を確保。割と電波が届くみたいで、船内の弱々Wi-Fiを使わなくてもなんとかネットサーフィンくらいは出来た。

数分遅れたがなんとか青森駅までのシャトルバスに乗り込めた。予定変更してバスの終着である棟方志功記念館に行くことも考えたが、あまりにも時間がかつかつなのと駅前の観光施設が見られなくなるので断念。

とりあえずホテルホテルセレクトイン青森にチェックインして、ねぶたの家ワ・ラッセ八甲田丸の入場券とセットの券を買って入場。ねぶたが間近で見れたり、生演奏があったり大迫力。来月がねぶた祭り本番なので、町を歩いていると練習の音が聞こえてくるとか。親子に渡って「ねぶた名人」になっていたり、思ったよりもねぶた職人が若い(30代)とか面白かった。

八甲田丸に入場打ちきりギリギリの18時に駆け込み。戦後直後の青森市を再現したエリアはショボかったけど、八甲田丸の内部構造の見学とか、戦中の青函連絡船の運命(石炭と人員輸送妨害のために沈められまくった)の話とかはめちゃくちゃ面白かった。結構見ごたえあり。東北本線の線路の終着を見に埠頭公園を歩いたら、ほんとにねぶたの楽器の練習をしてる姉貴がいた。東北本線の終着を見てから、これ別に本州最北の線路でもなんでもないなって気がついた。

ワ・ラッセ内にはたくさんのねぶたが展示されていて大迫力だった
A-factoryでお土産物色。王林ジョナゴールドと地酒(豊盃)のジェラートを食べた。
線路本州最北端でもなんでもなかった奥羽本線最北端(必死に撮影した)

夕飯に、青森市B級グルメである味噌カレー牛乳ラーメンを食べにいったが、目当ての店(味の札幌 浅利)が休業していたので、たまたま見かけた別のB級グルメであるイカメンチカツをやきとり直 本店で買ってホテルで食べた。うまい。仕方ないのでホテルの無料カレーを食べた。まじで無料とは思えんほどうまい。 ホテルのはす向かいにあった青森まちなかおんせんに入浴。気持ちいい。480円でこのコスパはすごい。コーヒー牛乳も飲んじゃった。

7/7

8時起き、身支度して予定通りの電車に乗った。

レンタカーを借りて奥入瀬渓流に向かう。奥入瀬渓流の入口にある奥入瀬渓流館に立ち寄り今日の人出を聞いてみたところガラガラだとのこと。石ヶ戸休憩所の駐車場とレンタサイクルは結構すぐいっぱいになってしまうと聞いていたが、それも大丈夫だろうと教えてもらって安心して向かった。

石ヶ戸休憩所の売店のおじちゃんに、今日はガラガラだし車も歩行者も少ないし天気はいいしすごい日に来たねと言われた。梅雨なので例年あまり人出は少ないらしい。悪いこといわないから電動チャリにしなさいといわれたので電動を借りた。十和田湖に向かってアップタウンを繰り返しながら登っていくので電動じゃなきゃ無理だったな。

川とか滝の流れを表現する写真撮るの夢だったから、奥入瀬渓流の写真撮影はこの旅で一番楽しみにしていた。シャッタースピード遅くして水の流れを映した写真って「一眼で撮りました!」って感じがして大好き。

こんなきれいな写真がどこでも撮れる。すごい
すごい
すごい。大迫力。
水しぶきが飛んできてとても涼しい。

写真を撮りながら2時間ほど漕いで十和田湖に到着。ちょうど昼過ぎだったので、みずうみ亭で昼食を食べた。ここで食べた十和田バラ焼きという郷土料理がとても美味しかった。すき焼きよりも甘く煮た肉とたまねぎを白米でいただく。食堂のおばちゃんいわく唐辛子をかけてもうまいとのこと。うまかった。

ヒメマスも食べたかったけど、7/10まで禁漁期間とのことで食えず。ここ数年全然採れないから朝イチで来ないとなくなっちゃうよと言われた。また今度来ることがあれば食べてみたい。

十和田湖。自転車で来ると結構疲れる…
十和田バラ焼き。1500円。うまかったな…

十和田湖から石ヶ戸までの帰りはほとんど下り坂なのですごく気持ち良かった。車で十和田湖まで来れちゃうけど、車じゃ損だと思った。川のせせらぎの音を横にして坂を下る快感はこれじゃないと味わえない。自転車は車道を通ることになるので、行きは徒歩で遊歩道を通って、帰りに子ノ口でレンタサイクルをして石ヶ戸とかで乗り捨てるのが正解かも。

市内に戻る前に、ちょっと寄り道して酸ヶ湯温泉に立ち寄った。時間がなかったから温泉にははいらなかったが、途中で地獄沼という景勝地を発見、湖沼に映る八甲田山がきれいだったので車を停めて写真を撮ろうとした。

撮ろうとしたのだが、なぜかまったくシャッターが降りない。カメラの液晶を見ると、八甲田上空を顔認識している。八甲田山をフレームアウトさせるとシャッターが降りたのだが……あれは……

地獄沼。左に八甲田山がある、のにシャッターが下りなかった。なに。

気を取り直して、八甲田山雪中行軍遭難資料館へ。この時点で30分ほど押していた(のに地獄沼に寄ったせいでもっと遅れた)ため、大急ぎで向かった。ここはそこまで時間かからないと事前に調べていて、実際20分ほどで見終わった。八甲田山wiki読みまくったから説明とかすらすら読めた。さくっと見学出来てかなり満足度が高かった。

後藤伍長(立って仮死状態になってた人)のでかい銅像があってびっくりした。

最後に三内丸山遺跡に。ここは最終入場が1730なのだが、着いたのは1715。ほんとに時間がかつかつだ。遺跡郡は全部しっかり見たけど、展示室は見きれなかった。残念。函館から帰りのフェリー、新幹線にすれば昨日見る時間あったな…。

三内丸山遺跡っぽい写真。縄文人こんなでかい物作れたんだねぇ

レンタカーを返して、新青森駅から青森駅へ。予定より1本早い電車に乗れたので、昨日行った銭湯で汗を流した。駅前のコンビニで夕飯を買い、駅ビルのお土産屋でお土産屋を買って東京行きのバスに乗り込んだ。

感想、おわりに

財布なくした。

三宅島・伊豆大島旅行 ~釣りと乗り物尽くしの旅~

はじめに

三宅島と伊豆大島に行ってきました。去年の北海道旅行以来の"旅"です。

島に行くのが、たぶん高校生の修学旅行で沖縄に行ったとき以来。しかも今回は船旅!普段の旅行では使わない交通手段なので、一層楽しみにしていました。

あと、 ★★★めっちゃ頑張ってvlog作ったので見てください!!★★★

目次

  1. 旅程
  2. 6/16
  3. 6/17
  4. 6/18
  5. 6/19
  6. 感想、おわりに

旅程

日程  時間  すること 備考
6/16(金) 20:00 浜松町駅集合
22:30 竹芝ふ頭からフェリー乗船
6/17(土) 05:00 三宅島着
着き次第 チェックイン
釣り、料理、食事、など
6/18(日) 起き次第 食事など
10:00 チェックアウト、空港に移動
11:45 三宅島空港
12:05 大島空港
食事など
16:00 チェックイン
食事、宴会など
6/19(月) 10:00 チェックアウト
ドライブ、観光
16:20 大島空港
16:45 調布飛行場

6/16

竹芝ふ頭から東海汽船のフェリーで三宅島に向かいます。20時集合予定が張り切って早く着きすぎてしまったのと、メンバーの1人が遅刻するということで、浜松町駅前のガストで夕食を取りました。

浜松町駅から竹芝客船ターミナルまでは徒歩10分。帰宅するリーマンの波を遡行します。

自分たちと同じように、船で島に渡る若者グループを何組も見かけました。ほかは釣り人とかサーファーがメインでしょうか。空港や新幹線ホームの、旅人しかいない場所の空気が好きなのですが、ここの空気もまたいいものでした。

ターミナルにいたイルカ。御蔵島とかだとドルフィンスイミングが出来るそうです。

出航の時間になり、さるびあ丸に乗り込みました。満席とのことで、全員が乗り込むまでにはかなり時間がかかりました。今回はなんと特等船室を抑えています。早く乗り込みたかったので、乗船待機列に早くから並んでしまいました。

船内でルームキーを受け取って、部屋に向かいます。船室は完全にビジネスホテル!明日も早いので、これはありがたい。床に雑魚寝とかだと絶対に疲れが残りそうなので…

とはいえ、せっかくの船旅なのでしっかりお酒は飲みました。船から見える夜景を楽しんだり、船内を探索したりして、明日に備えて就寝!

船から見える夜景。川崎の工場群かな?
船内でスタンプを見つけたので、衝動で押しました笑
特等船室には浴衣とアメニティがありました。

6/17

朝起きると、もう窓からは三宅島が見えていました。この時期ですが、数日前の台風の影響か空は澄み渡っていて、水平線まできれいに見渡せました。

ホテルの送迎バスが港まで迎えに来てくれていたので乗り込みます。小さめの観光バスのサイズでしたが、満席でした。

朝起きて島が見えて歓声を上げる午前4時
三宅島・錆ヶ浜港に入港したさるびあ丸

今回宿泊するのは、ホテル海楽別棟の「コテージ・たいよう」です。少々お値段は張りますが、眺望も設備も素晴らしいコテージでした。ホテルで車も釣り具も貸してもらえるので、これで釣りをしに伊ケ谷港に向かいます。

コテージのウッドデッキからの眺め!最高!
釣った魚をがっつり料理できる大きなキッチン(ってか厨房でしょこれ)

北海道ではアジとサバとコマイしか釣れませんでしたが、今回はいろいろな魚が釣れるとのこと。 最初に釣れた魚は…

ソ ウ シ ハ ギ ( 毒 魚 )

魚の種類はよくわからないので、最初は「でかいの釣れた!!!」と歓声を上げましたが、毒魚とわかり即リリース。内臓を食べなければいいらしいのですが、要するにフグと同じですね… 結局、5人で3時間ほど釣って釣果は以下でした。(地元の漁港関係者のおっちゃん情報google画像検索で判断しました)

地元のおっちゃんたち、仕事してる横で釣りしてる自分たちに「たくさん釣っていってくれよ!」と笑顔で話しかけてくれてとてもいい人でした。

朝の釣果①!!!
朝の釣果②!!!
釣った魚を調理してお昼ご飯!一番うまい

さてお昼ご飯のあとお昼寝をしていたら、夕方になってしまいました。夕飯の調達のためにまた釣りに行かなくてはなりません。夕方もそれなりに釣れるだろうと思っていたのですが、夕方は残念ながら2匹しか釣れませんでした。挙句、私の竿が根掛かりしてどうにも外れなくなってしまうアクシデントもあり、帰りに正大ストアで食材(キメジのサク)と酒を買って帰りました。 夕方の釣果は以下。カサゴは煮付けに、スズメダイは焼いて食べました!

夜は星空を見たり、宴会をしているうちにyogiboの上に寝ていたようです…

満点の星空!下のほうの赤い星はアンタレス

6/18

昨日の夜買っておいたパンを食べてホテルをチェックアウトします。釣り道具とレンタカーをホテルに返しところ、空港まで送迎してくださるとのことでお言葉に甘えました。釣り具は車に積みっぱなしでよいとのことで、とてもありがたかったです。

空港からヘリコプターに乗って大島に渡ります。東京愛らんどシャトルという、日本ではここだけのヘリコプター定期便に乗ります。

空港には我々以外にも何人かいましたが全員飛行機の乗客だったようで、ヘリに乗り込んだのは我々だけでした。

これに乗ります。すでに乗っている方もいて、我々で満席になりました。予約必須ですね。

保安検査場抜けた先には昔の三宅島の写真が飾られていて、歴史を感じることが出来ました

大島まで20分程度のフライトを終え、お昼ご飯を食べに行きます。大島の名物であるべっこう寿司を食べに、寿し光に行きました。べっこう寿司とは、青唐辛子を漬けた醤油に白身魚を漬けたもので、食べると確かにピリ辛の味がしました。

お店のべっこう寿司は観光客向けに辛さを抑えているそうで、島の商店(紅屋ショッピングセンター)でもべっこう寿司を買ってみました。たしかに辛みが強かったです。

玉子の横2貫がべっこう寿司

お昼のあとは、大島の観光名所でもある地層大切断面に行きました。このあたり、車の中で爆睡していたので正直あまりよく覚えていないのですが…。まさしく理科の教科書で見た地層のサンプル図そのものの景色が見れます。それも道沿いの景色の一部に溶け込んでいるので結構驚きました。

褶曲した地層が延々と観察できる

観光のあとは今回の宿に向かいます。今回お世話になるのは大島温泉ホテルです。しかも今回は三原山を一望できる特別客室を取っていたのですが…あいにくの曇り空で三原山のふもとすら見えませんでした。

それでも、 椿フォンデュのプランを予約していたので、夕飯はとても豪華でした。露天風呂もたいへん気持ちよく、素晴らしい夜を味わえました。

椿フォンデュの魅力は動画のほうを見てください(ダイレクトマーケティング

6/19

昨日よりは視界が晴れ、三原山のふもとが少し見えました。

今日は日本唯一の砂漠である裏砂漠に行きます。当初は裏砂漠をバギーで走るツアーも考えていたのですが、まあ歩けばよかろうということで徒歩で向かいました。勾配のある砂利道が延々と続いていて歩き甲斐があります。

1kmくらい歩くとバギーの轍も消えて、砂漠が一望できるところに着きます

いったん引き返して、車で月と砂漠ラインを走り、砂漠を上から一望できるハイキングコースを歩きます。いっそう勾配が厳しく、山の尾根を歩くので風もかなり強かったですが、スニーカーで問題なく終着点まで歩くことが出来ました。

延々と尾根を歩きます。途中、「もく星号墜落事故」の碑が立っていました

昼ご飯を食べに岡田港にある浜のかあちゃんめしでいただきました。漁場を荒らすウツボを食用にする取り組みをしているそうで、ウツボ丼をいただきました。店内では大島名物のくさやなども販売していて、店内で食べることもできました。

ウツボ丼。上に乗っているのは同じく名産の明日葉の天ぷらで、お吸い物にもウツボが入っていました。
岡田港のフェリーターミナルでは、たまたま来航していたドイツのフェリーの乗客向けに島名産の焼酎や文化の紹介コーナーが設置されていました。大島名産の御神火(ごじんか)という焼酎と、小笠原諸島名産のラム酒をいただきました。ラム酒はかなりクセが強くて、好き嫌いのある味でした。(私は結構好きな味でした)
各島ごとの名産の焼酎などが紹介されていました。

最後に、空港横の牧場にあるぶらっとハウスジェラートをいただきました。大島牛乳という名産品があるそうで、その乳を使ったジェラートだそうです。ソフトクリームや、ちょっとしたお土産も売っていました。残念ながら牛は厩舎に入っていたのか、1頭も見ることができませんでした…

つばきの花びら入りのジェラートと、お土産に島醬油を買いました。

空港でレンタカーを乗り捨て、飛行機で調布飛行場に向かいます。空港には売店があると書いてあったのですが、もうしばらく営業していないとのことでした。プロペラ機で調布飛行場を利用してみたいという夢があったので、今回ようやくそれが果たせて嬉しかったです。普通の飛行機に比べて低空を飛ぶので、相模原~多摩の街をよく見ることもできました。

帰りの飛行機です。1度乗ってみたかったんだ!
江の島だと思って空撮した長者ヶ崎(この直後にカメラのバッテリーが切れた)

感想、おわりに

初めて離島を旅しました。朝早くからのんびり釣りをして、十分楽しんでもまだ昼で、ゆっくり昼寝をしてまた釣りをして…と、大変リラックスすることが出来ました。前回釣りをした北海道旅行の時はかなり慌ただしいなかでの釣りだったので、のんびり釣れるのを待つ太公望のようなことはできなかったので、また違う楽しみ方が出来ました。

とてもよい体験でした。旅行って楽しい!

ラブリイマイセルフ(ロゴタイプ産駒)

半年ぶりのお気持ち表明記事。

小さい頃から母親に言い聞かされていた、よく覚えている言葉が2つある。 「人間見た目」 「『優しい』はなんの長所もない男にかける慰めの言葉」

自分が第三者なら、とんでもない親だなと思う。友達の友達くらいの関係性のやつの親がこんなことを言っていたら、それなりにヤバいやつ認定をしていたと思う。

でも俺は、まあそうなんだろうな、と思っている。

まずもって、人間見た目だというのには100%の肯定をする。見た目が良いというのは人生を豊かにすると自信を持って言える。 街を歩いていて自信なさげにしている美男美女を見かけたことがあるだろうか(いや、ない)。自信に溢れている不細工はいるにせよ、 見た目が良ければまず自分に自信を持つことができる。猫ですら容姿はかわいい方が愛される。


俺の長所はなんだ、と自己分析してみる。 勉強、運動、稼ぎ、性格、活力、どれをとっても全て中途半端だと思う。それも偏差値50くらいのところで安定している。端的に言って、可もなく不可もない一介のモブだ。 そういう人間の長所を挙げるのは難しい。だから「悪い人じゃないよね」の意味で「優しいよね」と評価される。俺は人から性格を批判されたことはないが、なにも良いヤツではない。にも関わらず優しいと評価されたことは何度もある。まさしく、「『優しい』はなんの長所もない男にかける慰めの言葉」だ。

それでも俺は自分が好きだ。その発端は小さい頃から一人っ子で鍵っ子だったからかもしれないし、中学の時のいじめだったのかもしれない。自分だけは自分の味方でいないといけない状況があったから、自分のことをなんの根拠もなしに好きでいないといけなかったのだと思う。 ところが、大学に入って突然、自分を愛することの根拠が出来た。

「見た目」である。

高校までの18年間で(まあ赤ちゃんの頃はナシとして)容姿を褒められたことなど1度もなかったはずだが、やけに容姿を褒められることが多くなった。 あまり書くと読む人によっては不快だろうし、俺も後日読み返したときに記事ごと削除することになるかもしれないから細かくは書かないが、どうやら世間から見た俺の容姿は偏差値50を越えてくるらしい。はじめて、わかりやすいところで偏差値50以上を取ることが出来たのだ。

それからというもの、俺は自分の容姿が好きになった。以前、Twitter上で“自分のことを好きでいよう!”みたいなイデオロギーが起きた時期に、鏡の中の自分にイケメンだ美人だと言い聞かせる云々という記事だかツイートが出回った時期があった。その記事の前から自然と同じことをしていた。どんどん自分を好きになる根拠が強くなっているのを感じたのを覚えている。

俺は俺のことが好きだが俺みたいな性格やつのことは別に好きじゃないみたい(最低なback number)だと最近気がついた。 なぜだろうかと考えたが、それはやはりそいつが俺ではないからだと結論付けた。 はっきり言って、自分の顔面が好きだなどと公言して宣うバカは嫌なヤツだ。なんだお前、と、俺でも思う。テストで100点取って見せびらかす小学生と同じだ。 それでも俺は俺のことが好きだし、だからこそ、加齢と共に降っていく自分の見た目に人一倍怯えているのだと思う。

・ ・ ・ というところまでを一昨日の夜、寝付けない中で考えて寝落ちした。

三つ子の魂百まで。雀百まで踊り忘れず。 自分を好きになるのはとても大切だと思いますが、度を越すとめんどくさいことになりますね。

北海道旅行 ~エスコン開幕カードを見に行く旅~

はじめに

日ハムのファンである私は、エスコンフィールドの開業が決まったと聞き、開幕カードの抽選に申し込みました。値段のことを考えず、高い席から順に申し込んだところ、開幕カード3戦目の席が無事ご用意されたので、このたび、タイトルの通りの旅行をしてきました。

目次

  1. 旅程
  2. 4/1
  3. 4/2
  4. 4/3

旅程

珍しくガチガチに日程を組みました。

日程  時間  すること 備考
4/1(土) 9:30 成田空港発
11:20 新千歳空港 急いでお昼のお弁当を買う
11:58 新千歳空港
12:45 札幌駅着 水族館とバスのセットチケットを買う
13:10 札幌駅前バスターミナル発
14:03 小樽駅
14:20 小樽駅
14:46 おたる水族館
17:10 おたる水族館
17:36 小樽駅
18:00 ホテルトリフィート小樽運河
19:00 小樽運河クルーズ
19:40 小樽運河クルーズ着
20:00 夕飯(小樽倉庫No.1
4/2(日) 9:00 朝飯(三角市場の滝波商店
9:35 小樽駅
10:20 新さっぽろ駅
10:30 新さっぽろ駅 シャトルバス
11:00 エスコンフィールド
13:00 試合開始
17:00頃 終わり次第札幌へ
17:30 クロスホテル札幌
18:00~ 夕飯 居酒屋的なところ
パフェテリア ミルで夜パフェを食べる
4/3(月) ~11:00 チェックアウト 時間未定
- HTB本社 時間未定
- 平岸高台公園 時間未定
- 昼飯(やしろ 時間未定
- 時間を潰す 時間未定
18:12 札幌駅発
18:57 新千歳空港
19:55 新千歳空港
21:35 成田空港着

どんどん適当になってるけどまあよし!!

4/1

最寄り駅の路線が人身事故で遅延したところからスタートです。

事前に調べていた時間より少し到着が遅れ、飛行機もディレイしていたせいで新千歳空港に着いたのは11:50。すでに予定から30分遅れです。 当初の予定では空港でお弁当を買って、快速エアポート車内で食べながら行こう…という計画でした。仕方ないので、電車で直接小樽駅まで向かうことに…

そのおかげで時間に余裕ができたので、調べていたお弁当を買いました。ルイベ漬け、食べてみたかったんです。でも凍ってるルイベもいつか食べてみたい。

佐藤水産鮭のルイベ漬盛り海鮮弁当
うめ~~!北海道に来た味がした

普段は夜便で前乗りしていたので快速エアポートはガラガラというイメージでしたが、今回は満員。とてもお弁当を食べる余裕はなかったので、札幌駅構内のベンチで弁当を食べました。石油ストーブが設置されていてびっくり。去年あった?

無事おたる水族館に時間通り到着。 入口の寂れ感とイラストを見て、しょっっっぼ!!!と思いましたが、展示内容は大満足!泳ぎ回るヒラメやカレイ、言うこと聞かないペンギンショー、やけに距離の近い魚たち!泳ぐヒラメカレイを見たのは初めてかもしれない。

17時閉館だと思い込んでいたら16時閉館だったので予定より早めに退散。2時間あればじっくり楽しめる広さでした。

ヒラメが泳ぎ回るのは水流を作っているかららしい
逆に言うこときくペンギンショーって何?

そのせいで時間が出来たので、クルーズの時間まで小樽観光をしました。何度も来ているのになぜか写真を撮れていなかった旧手宮線の線路を見たり、薄暮に包まれる小樽の街をふらふら歩いてクルーズの時間まで時間つぶし。

散歩中に小雨が降ってきましたが、小康状態を保ってくれたのでどうにかクルーズに参加できました。船頭さんはなんと外国人。日本語を”音”として覚えて案内していてすごいなと思いました。写真スポットを紹介してくれるものの夜景が上手く撮れない…

夜は小樽の定番で小樽倉庫No.1に行きました。小樽に来ると毎回ここに来ているのでたまにはほかの場所と思っていたのですが、土曜日定休だったり早く閉まってしまったりでここしか選択肢がなく…

限定メニューのへレスビール。すっきりしてて飲みやすかった!

気持ちよく酔った私は相も変わらずサッポロクラシックを買ってホテルで飲みました。北海道に来たらセコマでサッポロクラシックの缶を買わないと気が済まない。

4/2

しっかり起きて、時間通り三角市場の滝波商店で海鮮丼をいただきました。 注文したのは滝波丼、ボタン海老の刺身、八角の刺身。八角は9時入荷だそうで、並び始めたときは入荷待ちだと断られましたが追加注文して無事いただけました!

いくら、ウニ、ホタテ、貝ひも、ボタン海老、マグロ、サーモン!!
ホタテがサクサクしてる!!
さて、思ったより市場が混んでいたせいで小樽を出たのが10時半。Twitterで新さっぽろからのシャトルバスを調べると大混雑のようだったので、北広島駅まで行って歩くことに。数年前から、北海道に来るたびに少しずつ出来ていくエスコンフィールドを眺めていたので、姿が見えたときには大興奮。走り出しそうになるのを必死に押さえましたが終始ニヤついてました。

試合は残念ながら負けてしまいましたが、、、久しぶりに応援歌やチャンステーマを歌えて、これが野球観戦だよな~と思いました。球場のご飯もとても充実していて、今回はホットドッグをいただきましたが、ソーセージが肉々しくて最高でした。

帰りが混雑で地獄だと聞いていたものの、試合後も写真撮影したり、自分の名前を入れたレンガを探したりして時間を潰してから北広島駅まで歩いたらもう混雑も収まっており、すんなり電車に乗ることが出来ました。

青空がファイターズの色に映える!!!
札幌ドームに比べて傾斜がなだらかで見やすい!!芝も青々していてきれい!

夕飯は気が変わったのでスープカレーを食べに行くことにしました。ただ、東京に出店している店に行っても仕方ないだろうとホテルでさんざん探して見つけ出したのがソウルストア。大当たりでした。

スープが選べる。私が選んだのはボッサスープの中辛!
白老町の有名中華料理屋「杏」とのコラボメニューで、水餃子と豆腐が美味しかった
真ん中に刺さっているのはゴボウ?の天ぷら
今晩は夜パフェを食べるミッションが残っているのですが、カレーの辛さとおなかがいっぱいなのとで、バーで食休みすることにしました。行ったのはbar crusta。バーは神戸旅行で行った以来だったのと、治安の悪そうな雑居ビルの一角だったので少し緊張しましたがとてもいいお店でした。1杯ずつしか飲んでないのにエレベータホールまでお見送りまでしてくれてかっこよかったです。
マルセイバターサンドのカクテル。マルセイバターサンドの味がした(当たり前)
おなかを落ち着かせたところで、満を持して夜パフェを食べに予定通りパフェテリア ミルに行きました。こちらも雑居ビルの地下階の端っこにポツンとあってびっくり。それなりにおなかは膨れていたのにすっと完食してしまいました。
桜テーマのパフェをいただきました。
食べたかったものをすべて食べて満足した私は、セイコーマートでビールを買ってホテルに戻りました。ホテルの屋上に大浴場があったので行きましたが、夜景を押している割に窓が曇っていてあまり見えなかったのが残念。
限定に惹かれて買った。春の薫りはよくわからなかった。
背景のオレンジはホタテの貝ひも、めちゃくちゃ堅くておいしかった。同行者はお土産にしてた。

4/3

最終日は特に時間も決めずにのんびり行こうという計画(計画?)

最近水曜どうでしょうの布教に乗ってくれた同行者が希望したHTB本社と平岸高台公園に行きました。 いい天気で、コートも要らないような陽気。私もそうでしたが、初めてこの公園来るとテンション上がるよね。

平岸高台公園、こんなの出来てたんですね

実は北海道で寿司を食べたことがなかったので、札幌出身の友人におすすめされたお寿司屋さんに行きました。当初はやしろというお店に行く予定が、直前で定休日なことが判明したので代わりに鮨処 菊水に変更しました。

外市場にあるお店然としたお店でした。決して新しい建物ではなかったけど、大きいネタの乗ったお寿司をいただきました。今回の旅行でホタテをたくさん食べたけれど、どこでどんな食べ方をしても美味しい。食感が違う。

ランチのお寿司、これで1200円!

お昼のあとは市場のお店を冷やかしたり、ポケモンセンターサッポロに寄ったり、時計台に入ったり。 時計台は何回も前を通ったものの一度も中に入ったことがなかったので、時間もあることだし入ってみました。思ったよりしっかり展示がされていたり、ボランティアのガイドのおっちゃんに時計台の保全の歴史を聞いたりと充実してて、全然がっかり観光地じゃないじゃん!

時計台の中、こんなになってたんだね

予定より少し早めに新千歳空港に戻ってラーメンを食べました。予定通りの飛行機に乗って成田空港に到着。

札幌という感じのするラーメン
麺が学食のラーメンだった

北海道は何回来てもいいところだし、去年このくらいの時期に行ったときよりも暖かくて過ごしやすかったです。エスコンもっと時間に余裕持って回りたいし、今年中にもう一回行きたいなあ。

神戸旅行 ~会社の金で1泊2日~

出張で神戸に行きました。前乗りと祝日を合わせて丸2日は旅行をしました。

出張の前乗りで観光してやる気満々だったので午前中に到着する新幹線で向かいました。神戸は何度か出張で来ていたものの、日帰りしかしたことがなかったので初の観光です。

一人旅なので細かく予定を立てず、自由に行くことにしました。

旅程

1/7

あまりにも予定を立てていなかったので新幹線の中で少し調べました。お昼頃、新神戸駅着。おなかがすいたので、荷物を預けてとりあえずインスタで出てきたShall we parfaitにパフェを食べに行くことにしました。混雑必至とのことだったので、12時開店に合わせて開店凸。

イチゴのハニトーとイチゴバフェの2種類だけのメニューでしたが、私はパフェを注文。

めちゃくちゃうまい!おしゃれな店に一人で入れるタイプの人間でよかった!甘酸っぱいイチゴの下、クリームの層には小さな粒チョコが食感と甘さを引き立てます。その下には酸っぱいゼリーとシロップが入っていて、食後に残る甘ったるさをなくしてくれます。エディブルフラワーと金箔が飾られていて見た目も素晴らしかったです。

最初からクライマックス感のある大当たりの店に行けて、大満足で異人館街へむかってお散歩。

寒空の街を歩いていると、半袖のダルビッシュの旗がたなびいていました。見ると、ダルビッシュミュージアムなるものが。日ハムファンとして寄らないわけにはいかないので入ってみました。

狭めでしたが、誰もいなくてとても快適でした。ダルビッシュモーションキャプチャ?で一打席勝負できるブースがあったので遊んでみましたが、投球モーションに入ったタイミングで振ってもどん詰まりの内野ゴロにしかなりませんでした。155km/hのインハイストレートなんて打てるかっ!

ダルビッシュと遊んでいたら雨も止んで、のんびり異人館街に向かいました。 何か所かの建物を巡れるチケットを買いました。

萌黄の館→風見鶏の館→うろこの家→山手八番館→北野外国人倶楽部→坂の上の異人館→ベンの家→洋館長屋→英国館と巡りました。

思ったより坂がきつくて(特に風見鶏の館→うろこの家の間)ひいひい言いながら登りました。各館の中には館の建築主ごとのテーマに沿った美術品が置いてあったり、当時の調度品が再現されていたりでとても見ごたえがありました。

だいぶ歩いて日も陰ってきたので、元町駅のほうまで散歩をしながら夕飯を食べるところを探します。

途中、モトマチ喫茶という喫茶店を見かけて、外見に一目ぼれして入ってみました。

大当たり!私が求めているTHE 純喫茶で最高でした(お酒あったけど)。私がいただいたのはタンザニアコーヒーとカスタードプリン。

少し休憩して、せっかくなので港のほうまで行ってみました。ふらふらとメリケンパークのほうまで行って、周囲にいる大量のカップルに当てられながら夜景を見てきました。少し悲しくなったし寒いのでまる銀らーめんでラーメンを食べました。生ビールがあったので頼んじゃったのですが、後から来た人もみんなビール頼んでたので、もしかしたらお店の売り上げに貢献したかもしれません。

明日に備えて、宿の近くのドンキでお酒と朝ごはんを買ってホテルに戻りました。ホテルの近くにおしゃれそうなシーシャバーの看板を見つけたので行きたくなりましたが、さすがに旅先でシーシャ吸うのはと思ったのでおとなしく寝ました。

1/8

朝から労働です。しかもトラブル発生で結構遅くまで仕事をしました。本当なら仕事のあと有馬温泉に行こうと思ってたのに。

ただ、一緒に出張に来ていたメンバーでお酒を飲みに行きました。先に帰った2人と、一緒に作業をしていたメンバー2人の4人で、どんがめでバカみたいに飲みました。上司への愚痴とか、上司への文句とか、体制のひどさとかをさんざんに言い合って気持ちよかったです。

さて、帰り際に私はみんなに聞きました。

「みなさんシーシャとか吸わないんですか?」

「興味あるんでこの後行きましょう」

……ということで、シーシャバーに行きました。周辺にあるシーシャバーがどこも12時ころに閉店してしまうようで、遅くまでやっている店が全然なかったのですが、昨日見つけたシーシャバー(Eve_kobe)が3時までやってるとのことだったので半ば消去法的にここに決定。

このバーが大当たりでした。雑居ビルの地下の一室(外から店内がわからないタイプの店)だったので普段なら絶対入らない店だったのですが、酔った勢いもありすんなりドアを開けられました。

薄暗い、カウンターとお酒が並んだ棚とバーテンダーさんが1人いるだけの小さなバー。私がずっと憧れていた、かっこいい大人が静かに飲んでいるようなタイプの。あまりの”それ”っぽさに一瞬で酔いが覚めました。 もうシーシャどころではありません、私はフルーツ系のカクテルをいただきながら、バーテンダーさんを巻き込んでいろいろお話をしました。バーテンダーの矜持的な話やらお酒の楽しみ方やら。

閉店までお邪魔させてもらい、ホテルに戻りました。お店から出てエレベーターに乗るまでバーテンダーさんが見送ってくれました。とてもいいお店だったのでまた出張の時に行きたいですね。

1/9

ホテルが生田神社の目の前だったので、新成人に交じって初詣をしました。浅草寺の初詣で凶を引いたので、ここで引き直しましたが結果末吉。うーん、今年は元旦から39℃の熱が出るしよくないですね…

いったん新神戸駅まで戻ってバスでatoaに向かいました。atoaがあまりにも駅から遠かったのでバスを選びましたが、バスが普通のバスじゃなくて、電車みたいに蛇腹で2台連結されてて大興奮。ラスベガスで走ってたやつだこれ!

atoaはアートと水族館の融合を歌うだけあっていわゆる映え空間でした。私は和のエリアが大好きでしたが、さすがに男がひとりで行くところじゃなかった。そもそも一人客がいなかったので今度は誰かと来たいですね。 atoaのあとは昨日行きそびれた有馬温泉に行きました。金泉、銀泉の2つの温泉が楽しめるということで有馬温泉 康貴に行きました。温泉自体は狭いところでしたが、有馬温泉というブランドのおかげかとてもいいお湯でした。湯舟で話しかけてきた90歳のおじいちゃんが御所坊というところがNo.1だといっていたので、そこにも行ってみたいですね。お湯の色が濃くてよいらしいです。でもこのおじいちゃん、ずー----っと話しかけてきてあんまりお湯を楽しめなかったんですよね…

気を取り直して温泉街を散歩しました。いい感じの喫茶店でもないかなと探しあてたのが有馬温泉 元祖 三津森本舗です。有馬温泉名物の炭酸せんべいをティラミスにしたものがおすすめらしく…せっかくなので食べてみました。お味は…好き嫌いがありそう…

有馬温泉、駅前はあまりお店もなくて寂れた温泉街だなあと思ったのですが、中心のほうにはしっかり日本の温泉街、って雰囲気の形式が広がっていました。ぐるっと一周して有馬温泉ビールを買って撤収。

実質会社の金で神戸1泊2日旅行、憧れていた「おしゃれなバーで静かに飲む」を達成して最高の旅行でした。次はどこに行きましょう。

北海道旅行 ~半袖縛り道東キャンピングカーの旅~

友人と高知4人旅である。 祖母の葬儀を終え、羽田に向かった。20時15分発2130高松着の飛行機に乗る予定だ。翌朝からキャンピングカーをレンタルして高知は四万十川河口まで行き、釣りをするのである。そのために先週は江ノ島に釣りの練習をしに行った。目的地のキャンプ場ではスズキやタイなどの大物も連れるというから楽しみである。わざわざ上州屋でそれ用の仕掛けを店員に教えてもらいながら揃えたのだからそれだけ気合いをいれて今回の旅に臨んでいる。

9/22

さて当日、葬儀が終わって私は空港に向かった。チケットの類いは友人が取ってくれているというので、空港で合流した友人からチケットを受け取った。

なんで????????

ストーリーの途中でタイトルが変わる演出的なあれである。そんなことあるかよ、こっちは高知に備えて半袖しかないんだぞ。 まあ、もう、チケットがある以上仕方ないので新千歳に向かいました。ええ、仕方ありません。四の五の言っても高知に行けるわけないので。 というわけでどこで何をするのかわからないまま北海道に連行されました。宿は新千歳にあるらしいです。はあ。

新千歳空港快速エアポート以外の手段で出るのは初めてでしたが、タクシーでホテルに移動しました。部屋はセパレートタイプの部屋を扉ぶち抜いて5人部屋にしたタイプ。こっちは4人なので広々で快適ですね。 向こうの部屋に呼ばれたのでちょっと行きましょう、きっと明日からの作戦会議です。  

友「よ」

私「は?」  

空港にいなかった友人がベッドに横たわってました。怖すぎ。  

「え、は?」

「1本前の飛行機で来た」

「不審者が寝てると思った…」

  私は不審者を前にすると闘争本能が呼び覚まされることがわかりました。友人と認識するまでの数秒間、私には戦う覚悟があった。

というわけで高知4人旅が北海道5人旅になりました。北海道のどこに行くか知りませんが。

道中寄ったコンビニで酒5本買ったの気が付かなかった?って言われたけど、気付くかそんなもん。

9/23

どこに行くかわからない北海道旅行2日目です。そんなことある? ホテルのロビーでお茶漬けが食えるというので行ったらそれは夕飯ですと言われ仕方なくコーヒーを飲みました。 さてタクシーでレンタカー屋に向かいます。キャンピングカー乗るのと釣りは本当らしいです、良かった。スズキもタイもいないけど。 人生初のキャンピングカー、すごかったです。要するに狭小ワンルームを牽引してるわけで、頭はトラックなんですね。ステップ上がって乗り込むタイプの車は人生で二回目です。一回目は車パンクしたときに乗せてもらったJAFの牽引車。

で目的地は未だにわからず。南に向かってるみたいですけど…函館方面に行くようなヤワな旅するわけないんでたぶん襟裳とかまで行くんですかね。予想は宗谷岬だったんですが早速外れました。うん、なるようになれ。日本なら大丈夫。

いや怖いわ!怖いので道中寄った道の駅でちゃんと行き先を聞きました。襟裳の手前、新ひだか町のキャンプ場に向かうらしいです。その後?教えてくれませんでした。 私の新ひだか町への知識は「電車が廃線になったあの辺一帯」以外ないので、逆にすんなり受け入れられました。ちょうどこの記事読んでたんですよ。 (北の鉄からの記事のやつ)

キャンプ場に着きました。大雨。 キャンピングカーの真横にサイト別の水道がついているタイプでした。 雨の中一応釣りにも行きましたが…カタクチイワシが数匹とサバ?が数匹。こいつらは塩焼きにでもしましょうかね。

私「これ塩焼きかなんか?」

友「や、これ」

私「は?」

燻製作る機械が持ち込まれてました。ああ、だから君たち道中チーズめっちゃ探してたのね。 某tuberに影響されてマキシマムを用意してきたのでマキシマムかけて燻しました。うめぇ~~~~!

私はキャンピングカーのポンパドールの部分で寝ました。あそこ2人分の就寝スペースなのでめちゃ狭い。奴隷船。

9/24

肩腰バキバキの朝です。寒っ。 この時期の海っぺりの北海道の朝、半袖で迎えてはいけなかった。雨上がりだし。 今日は…どこに行くんでしょう。私運転手なんですけど。とりあえず言われた通りに車を走らせます。初キャンピングカー運転です。 楽しっ!!トラックみたいなもんなので視点が高い!ブレーキの効きがきもい!上手いわけじゃないんですが運転自体は好きなのでテンションぶちあがりました。俺が運転するといつも文句言われる。

途中、浦河町ホーマックでガスコンロを調達しました。浦河町に来ることがあるとは思わなかった。おじゃましました。優駿ビレッジみたいなやつ行きたかったな。それにしてもずっと雨なので海も荒れています。

さて私は行き先をなにも知らないのでてっきりこのまま襟裳岬まで行くもんだと思っていました。だから内心、襟裳岬にあるポケふた(ポケモンのマンホール)を楽しみにしていたんです。こいつらなら絶対行くでしょ、「「「端」」」とか好きそうだし。

様似の手前で山側に曲がりやがりました。や、俺が運転してたんだっけ、ここ。だとしたら真っ直ぐ行ってやれば良かったな。

途中で翠明橋公園という、山の中にある癖にいやに綺麗に整備されたパーキングに寄りました。雨だったのもありますけど、こんなに整備するほど人寄るのかな、ここ。

今日は浦幌町でキャンプするらしいです。 ここもキャンピングカーで乗り付けられる場所になっていましたが…ぬかるんでるし道は狭いしで車庫入れがめちゃくちゃ大変でした。周りのグループはみんな乗用車でテント張ってたので、キャンピングカーは目立ちました。「キャンピングカー買ったんすか!」って知らん兄ちゃんに話しかけられましたし。

とりあえず風呂にいきます。近くの公衆浴場。公衆浴場です、温泉じゃなくて公衆浴場。めっちゃローカルの。昔バイトしてたジムの風呂みたいでした。

この日は釣りはキャンセルです。無理。スーパーで買ってきた食材でパスタを作りました。夜には雨もあがり焚き火も出来ました。車に焚き火用の台がついていたので、近くの売店で薪を買ってきて。焚き火囲んで飲む酒、上手(うま)。

9/25

晴れてる!!!!寒っ。こっちは半袖だっつーの。

今日は出発前に近くの漁港に釣りにいきます。行くともう大勢が釣糸を垂らしてました。 何匹か釣りあげると、地元のおばちゃんが話しかけてきました。曰く、ウグイだそうです。ウグイって海にもいるんですね。どうぶつの森だと川の魚じゃないですか。

今日は知床のほうに向かうらしいです。先に帰る友人を降ろすためにまずは釧路空港を目指してひたすら海沿いを走ります。

途中でしらぬか恋問という道の駅に寄りました。カップルで来るとどうこう書いてありましたがこちらは男5人組です。時間も迫っていたので手短に済ませて、釧路湿原に向かいました。ただ本当に時間がなかったので釧路湿原の展望台をちょろっと眺めておしまいです。タンチョウ見たかったな。 飛行機の時間の30分前に友人を空港で降ろして(間に合ったそうです)旅が続きます。大変申し訳ないけど、1人減ると車内が快適。 この後は標津まで、割とまっすぐの道が続きます。あ、これアラスカの道と似てるんだ。周りの木全部針葉樹にしたらアラスカだ。アラスカほど寒くねえけど。いや寒いわ、だって半袖だもん。高知行くって聞いてたんだもん。大泉さんですら上着買ってもらってたぞ。なんだってこんな目に。そんなことを思っていたらキャンプ場に着きました。

めっちゃ綺麗!目と鼻の先が海!歯舞群島が見えました。トイレも綺麗だしすげえなぁ、と思っていたらサイトに北方四島の名前が付いていました。思想強。いいけどさ。

暗くなりかけていたので大急ぎで防波堤に釣りに行きました。 めっちゃ釣れる!これが入れ食いか!綺麗だし釣り場近いし釣れるし人いないしごみ捨て場近いし、今までで一番いい環境でした。

最後の夜は夜中まで起きていました。人もいないし、明日で終わりだから体力もそんなに気にしなくていいし。いい天気だったので頑張って夜空の写真を撮ろうとしましたが上手に撮れなかったので、カメラの勉強をしようと思いました。夜中に野生のきつねがキャンプ場を歩いていてかわいかったです。

9/26

最終日の朝。晴れ。寒。 出発前に朝御飯を調達しに行きます。釣り場にはすでに先客の地元のおっちゃんがいましたが、適当に釣りを始めたぼくらにも釣れやすいポイントを教えてくれていい人でした。 ただマジで釣れやすすぎて朝御飯にするには釣れ過ぎました。別のおっちゃんがでかいサーモンを釣り上げて、それをサーモンバットで殴り倒したりしててすごかったです。俺もあれやりたい。

釣った魚を手早く食べて、知床半島に向かいます。向かうらしいです。知らんけど。 ただその前に風呂です。昨晩入ってないので。途中通った中標津に温泉があったのでそこに寄りました。公衆浴場じゃない、ほんとの温泉。酸性のお湯で気持ち良かったです。最後に疲れを取れて良かった。会社から電話かかってきたけど。 しっかり回復して再出発。途中でお昼を食べに寄った道の駅知床羅臼ではクロハモ丼を食べました。うなぎに代わる!って謳い文句だったけど、これはこれでうまいけど明らかにうなぎとは別物でした。 知床峠を経て網走に向かいます。網走でキャンピングカーを返して女満別から帰ります。あとは道なりですが、せっかくなのでちょっと寄り道。道の駅はなやか小清水に寄ったり、網走監獄に寄ったり。網走監獄はほとんど駆け足で見るだけだったので、もっと時間に余裕を持っておけば良かったです。半日はいれる。 最後はキャンピングカーで空港まで送ってもらって解散。女満別空港はもうお店も全部閉まっていたので適当にコンビニでパンを買って食べました。

さすがに疲労がすごくて、学生時代ほどの体力はなくなったんだなと感じる旅でした。そうか?ずっとキャンピングカーに乗って半袖で9月末の道東を旅していたからでは?きっと、いや、絶対そうだ。次はちゃんと厚着を持って行こうと思いました。

10月にも北海道行くんだよぉ!!!バカヤロウ!!

咳払い

朝出社して、イントラの座席表を見る。隣の席には出社を示す緑のアイコン。
「出社か…」

前職、隣の席のおっさんが嫌いだった。というかおっさんが嫌いだった。

「ンンッ…ン゛ッ!ンンッッ!!」

始まった。

「ン゛ッ!ゴッホッ!ンンッ……」

おっさんの咳払いはなぜこんなにうるさく汚いのだろう。

「ンッガッ!ンンンッ!ゥンッ!」

俺は昼休みに必ず昼寝をする質だから、横でこれをやられると本当に困るのだ。まず声量がでかい。痰が絡んでいるのがよく伝わる音がする。食後に痰が絡みやすいのか、昼休みは必ず咳払いをずっとしていた。だから、座席表が在宅になっていたり休みだったりするとそれだけで嬉しかったものだ。

ところが、である。
先日ちょっと痰が絡んだときに咳払いをしたところ、まさしくその嫌いだったおっさんのそれと同じ音が自分の喉から発された。
自分で気がついたのが先日ということは、おそらくずいぶん前からそういう咳払いをしていたのだろう。それこそ、横の席のおっさんを毛嫌いしていた時からそうだったのかもしれない。

傷が治りにくくなったとか、腹が出てきたとか、そういうよくいわれる「おっさん化」の症状は出ていないと思っていたが、いつの間にか体の内部からやられていたらしい。

ちょっと柔軟ストレッチをしてみたら、脚が60°開かなかった。昔から身体は硬かったが、それでも90はなんとか開いていたはず。
ちょっと泳いでみたら全身筋肉痛になった。身体は当時の動きをしようとしても筋肉が足りなくなっているのがよくわかる。

運動といえるかわからないが、先日初めて釣りをした。この記事も釣りをしに行く途中の機内で書いている。そういうところから趣味や運動をする習慣をつけたい。

 

※この記事は先月末に書いたものを今更になって公開するものです。

引越しをする

引越しをします。 25年半生きたこの街を出て、人生で初めて引越しをすることにしました。 とはいっても引越し先は家から1時間くらいでいけるところなので別に生活領域がガラッと変わるわけでもないし、そんなわけであまり寂しさとかは…まあ少しはあるか。

転職によって家賃補助が出るようになったので、予定していたよりいい家に住むことが出来ました。新築1K。築35年くらいの実家よりもすべての設備が新しくてびっくりしました。中学生のころから使っている机も処分してLOWYAで新しいきれいな机を買ったり、なんか白くなって触ると粉が付くシルバーラックも新品のピカピカしてるのに買い換えました。骨組みの歪んだキシキシきしむベッドも新しくしたので、きっと睡眠の質も大幅に改善されることでしょう。部屋に家具が増えていくと新生活の輪郭がはっきりしてきてとてもわくわくしてきます。

さて、引越しのために部屋を片付けているといろいろなものが部屋から見つかりました。 大学時代のレジュメやシラバス、高校の卒業アルバム、中学の修学旅行の写真、小学校の賞状。新居に持っていくわけにもいかないしそんな気も置く場所もないので、思い出とかそういうのはありますが、すべて実家に置いていきます。

それらの、特に大学時代のレジュメやシラバスなんて取っておいても仕方ないのですが、2015年のシラバスは二度と手に入らないと思うとなかなか処分に踏み切れません。

特に処分に困っているのが、人からもらったものです。

学生時代していた塾講師のバイトでもらった、生徒からのお礼の手紙。学生時代、近所に住んでいた友達を助けてあげたときに描いてもらったお気に入りのキャラクターのイラスト。高校時代から何となく捨てられなくて溜まっている年賀状。全部燃えるゴミで処分したらそれまでなのですが、きっと処分できないんだろうなと思います。

昔見たアニメ、タイトルはなんだったか忘れましたが、「この街は嫌いだ、忘れたい思い出が詰まった街だから」みたいな主人公の独白で始まる作品がありました。私はこの街に何か思い出があるのかというとそりゃ25年住んだのですから街にも思い出はたくさんあります。たぶん、いい思い出もいやな思い出も。嫌なことは寝たら大体忘れられるのであんまり思い出せませんが。 自転車の練習をした公園、しょっちゅう飲みに行った居酒屋、高校の学校帰りによく行ったカラオケ、買い食いしたコンビニ、近所に住んでいた友人と幾度となくまた明日を言った十字路。いい思い出ばかりです。

今、リビングからおやすみと声をかけてきた母におやすみを返しました。私に自分の部屋が割り振られてから毎日繰り返してきたこのやり取りも今日を境にぐっと回数が減ります。音を上げて実家に帰ってくるとかでもない限り盆暮れ正月くらいでしょうから、年300回くらい(私も親も飲みに行って帰ってこないとかしょっちゅうなので)だったものが年数回になるのでしょう。親に優しくできるようになるよと会社の先輩に言われましたが、なるほど、これは確かに大切にしようと思えます。

思い出も、家族も、全部この街に置いていきます。新居から1時間、職場からも1時間、よく遊ぶ場所からは30分。たまには帰ってくるようにしましょう。

転職して一か月が経ったことへの感想文

3年ほど前、私はこんな記事を書いた。

wwgogo.hatenablog.com

さてその研修を終えて3年経った今、なんだかんだで会社を転職し、今また別の会社に移っている。いわゆる第二新卒である。 第二新卒として入社して研修を受けるのかと思いきや、会社からは外部研修を受けてきてほしいとのことで、ほかの会社の人と一緒に研修を受けている。新卒用の研修に、私と、私と一緒に中途入社した同期の2人でもぐりこんでいるのだ。 新卒の研修といえば、大体どこでも朝のスピーチをやらされるのでないだろうか。3年前もやったし、周りからもそんな話をよく聞いた。御多分に漏れず、今の研修でもそれがある。

このスピーチがなかなかに難敵である。

お題が渡されるのだが、それが「3年後の自分」だの「将来の目標」である。 講師が求めているのは「新卒から見た3年後の話」なのだろうが、すでに私たちは3年後なのだ。3年後の自分は転職しています…。仕方なく、「私は実は中途採用で云々、3年後は28歳で云々」という話をした。

すると、どうやら研修先の講師からはどうやら新卒として認識されていたらしい。少し面食らったような反応をしていた。しかし他社からも第二新卒の人間が紛れていたようで心強かった。

冒頭に載せたブログには、慣れない社会人生活への愚痴を書き連ねている。しかし今はどうだろう。 3年間のキャリアと在宅研修、もはや休日のような気持ちで日々を過ごしている。1時間に10分のペースで休憩を挟み堂々と昼寝のできる環境は、4年目の人間には大変楽なものだ。 コーヒーを飲みながら眠気に抗い、それでもだめなら音楽をかけ、通勤もない。先月まで90分かけて今より30分早い始業時間に間に合うように通勤していた生活に比べて天国でしかない。

現場配属まであと1か月。それまではこのモラトリアムを享受することとしよう。

北海道旅行 ~友人巡りとグルメ巡り~

転職の有休消化で札幌に行きました。

旅行前、discordサーバーにて

  • 俺「現地民へ 俺月末札幌行くんだけど会えない?(さすがに有休めっちゃ使うし一人で行くかぁ)」
  • 東京の友達「え、いいな俺も行きたいから有休とるわ」

ということで大学の友人と2人旅になりました。ふっかる過ぎる。

旅程

3/27

昼間まで友人宅でボードゲームをする予定があったので、夜の飛行機で飛ぶことに。航空券取り忘れててめちゃくちゃ焦った。

20:30発2205着予定。Tシャツ一枚で新千歳空港に降り立ったので寒いこと寒いこと。とっとと新千歳空港温泉に行きましょう。3000円で一泊できます。寒空の下の露天風呂が気持ちよかったです。

3/28

朝6時に起きて朝風呂。僕は朝風呂に行かず寝てようかなと思っていたのですが仮眠室のベッド的なものがカチカチでいまいち寝付けなかったので諦めました。簡単な朝食が無料とのことだったのでいただきました。誰も見ていないテレビは日ハムが本拠地開幕戦に負けたことを大々的に報じていました。 勝手に9時までいれるものだと思っていたので、食事のあと二度寝しに行ったのですが、7時45分に退館するよう館内放送が入ったため、早いですが札幌に移動しました。

予定よりかなり早く札幌についてしまったため、午後から友人と合流する予定だったのですがだいぶ時間があります。友人が、サンドリアというサンドイッチ屋がかなりうまいと教えてくれたので、散歩がてら行きました。私はクリームコロッケサンドを買ったのですが、なんか…たぶんあれはポテトコロッケ…では…?美味しかったけど……

お昼になるまでホテルのロビーで時間をつぶしてから大通公園で友人と合流しました。 赤レンガテラス 布袋で昼飯を食べました。昼のオフィス街のショッピングモールなので周りはサラリーマンだらけの中、いい笑顔でバカでかいジョッキを持って歩く友人の姿が良かったです。ただザンギがあまりにも大きくて私は少し残してしまいました。ビール頼まなくてよかった。 f:id:aiz4ryhe:20220402220220j:plain 飲み会の時間まで札幌を散歩しました。水曜どうでしょうファンなのでHTB新社屋にも行きました。そこの売店で、地球の歩き方水曜どうでしょうがコラボしたヨーロッパ完全制覇の旅のまとめ本が売っていて思わず衝動買い。下巻しかなかったので、どこかで上巻を手に入れたいです。

あとなんだかんだ行ったことのなかった時計台にも行きました。中には入りませんでしたが、きれいな着物着たお姉さまが写真撮っててきれいでした。時計台本体は…まあ……

飲み会は炎という札幌ローカルチェーン?に行きました。つくねが大変美味しかったです。つくねスープ飲み放題はあまりにも新設すぎる。東京にも作ってくれ毎週行くから。

二次会はBeer Bar Northislandに連れてってもらいました。窓際の夜景がきれいな席はカップルが並び真ん中の机にはリーマンが月曜から飲んでました。元気ですねみんな。あまりビールの差はわからないのですが、果物の味がするクラフトビールが美味しかったです。果物系のお酒大好き。あとつまみに注文したジンギスカンも美味しかったです。大体全部うまいなこの街…

3/29

昨日の夜に話の流れで「縁結びで有名な神社があるから行こう!」という話になったので朝から地下鉄で琴似駅に行きました。また友人と合流してバスで西野神社へ。駅前の雰囲気が地元に超似てて感動しました。住みてえな。西野神社福山雅治が縁結びに成功したとのことでなにやら一時期評判になったらしいです。全く知らなかったのですが、社務所が開く前に着いたのにちらほら参拝客がいたのでやはり有名なのでしょうか。おみくじの結果は吉でしたがせっかくなのでお守りを買いました。f:id:aiz4ryhe:20220402220319j:plain

札幌に戻って友人と解散し別の友人と合流。蝦夷海で昼食を取りました。エビタワーというインスタ映えしそうな海鮮丼を食べました。現地住の友人に連れて行ってもらったのですが、彼女も初だったらしいです。大当たり。昼間っからビール1瓶開けました。4人で3瓶。うーんとんでもない。f:id:aiz4ryhe:20220402220346j:plain

札幌駅に移動して先に東京に帰る友人を見送り、駅直結のモールでウィンドウショッピングをしました。いやするのはいいんですけど。いいんですけど。アクシーズとか女物の服を俺に合わせるのは違うと思う。アクシーズの店員さんノってきたし。かわいかったけどね。楽しかったし。うん。

時間を潰した後、友人に送ってもらって飲みに行きました。隠口というところに連れて行ってもらいました。僕は今までこういうおしゃれなお店に行ったことはなかったのですが、そこの店員のお姉様がとても丁寧に日本酒を教えてくださいまして、正直日本酒を始めて美味しく飲んだ気がします。また札幌に行ったときは絶対に行きます。すげーうまい。 二次会はホテル近くのSt. John's Woodに行きました。なんか…ホスト…?行ったことないけど…なんかカウンターのあんちゃんに女の子のファン?がめっちゃ着いててなんだこれってなりました。なんか独特の雰囲気があるお店でした。お酒は美味しかったよ。

3/30

夜日ハムの試合を見てそのまま新千歳に移動する予定だったのですが終電に間に合わないことが判明したので慌てて延泊をお願いしました。チェックイン間際に大迷惑。ありがとうございましたフロントの兄ちゃん。朝ごはんがビジホにあるまじきクオリティでびっくりしました。おっしゃれ~!f:id:aiz4ryhe:20220402220538j:plain

円山公園で友人と合流してFuwatto まるやまキッチンに行こうとしたのですが休日だったので急遽JETSETに行きました。Fuwatto まるやまキッチンのオムライス食べたかったな…JETSETのパンケーキも美味しかったけどね!!ふわふわで甘すぎず!!f:id:aiz4ryhe:20220402220515j:plain

ご飯のあと大通りに移動してハリネズミカフェに行きました。2匹出してもらったのですが、その姿を見てこれがハリネズミのジレンマとか思っちゃうから偏屈なんですよね。ハリネズミくんかわいいねぇ…狭めのショップの奥でやってるところだったんですけど、美味しい飲み物も出してくれて楽しかったです。

そのあとは解散して私は日ハムの試合を見に行きました。シーズン1勝142敗でいいから今日だけは勝てと願ったのですが残念ながら中盤で中継ぎが打たれて負けました。残念。爆速で札幌に戻って仕事終わりの友人とラーメンを食いました。なんだかんだラーメン食べてなかったのでようやく食えました。

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朝7時に起きて8時に札幌を出ました。新千歳空港に行ってお土産を買って回りました。頼まれてたものを買ったらものすごい量になりました。早く渡したい。 羽田の到着ロビーに出たら5分後に地元の駅まで行くバスが出ていたので飛び乗りました。お疲れ様でした。

さっぽろ住みてえ~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!