9号車乗り場

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旅行記やら日記やら

アラスカ旅行回想録3

4日目以降、特にエピソードについては、いつのものだったかわからないものが多い。推測できない部分は適当に割り振って書いているので間違っているかもしれない。

 

4日目

デナリからアラスカ第二の都市フェアバンクスへ。最大の目玉であるオーロラ観測のため、フェアバンクスで5泊する。Regency Fairbanks Hotelに拠点を構え夜通し粘ろうという作戦である。

が、当然せっかくここまでやってきてじゃあ昼間は寝ておくかなんてことはしない。フェアバンクスの観光に繰り出した。はずなのだが、この日の記録がほとんどない。多分、デナリからの移動に時間を費やしたので観光をしていないのだろう。

さて、夜はオーロラ観測に出かけたはず。

宿から車で30分の所にあるCleary Summit Aurora Viewing Areaに向かった。宿からの道を覚えていたのでgoogle mapを辿って調べたところ、どうやらそういう名前の場所だったらしい。小高い山の上にある展望台で、広い駐車場になっている。自分たちのようなレンタカーからツアーバスまで大勢が詰めかけていた。この日だったか忘れたが、キャンピングカーのインド人がスパイスのいい匂いを漂わせていた。

残念ながら初日は観測できなかった、はず。

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頑張って突き止めた道筋

 

 

5日目

Morris Thompson Cultural & Vistors Centerに行った。もっと写真を撮ったはずなのだが、この日の記録も殆ど抜け落ちていて写真がこれしかない。swarmのメモには「土産とか展示とか満載でしかも無料は神」と書いてある。無料だったんだ。イヌイットの人々の生活とか野生動物の生態とかを展示してあるテンプレ的な資料館だったと思う。

たしかここでダルトンハイウェイ方面の道路状況とかの情報を仕入れたはず。地球の歩き方に、ここで情報を仕入れてから向かうようにと書かれていたのだ。

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この日も多分曇ってたかなんかでオーロラは見れなかった。写真がないということはそういう事なのだろう。

 

 6日目

フェアバンクスから東に行ったノースポールという町にあるSanta Claus Houseというクリスマスショップ。駐車場に大きなツアーバスが止まっていて、なんと乗客は日本人の老人たち。通訳まで同伴の金持ち向けツアーに出くわした。ピラミッドの中でも日本人の老人にあったが、よく元気があるもんだと感心する。

その近くのマックで昼食。デナリバーガーなるものがあって大興奮。たぶん食べたのだろうけどどんなだったかは覚えていない。swarmのメモには「日本の味」とだけ書かれていた。

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ここで腹ごなしをした後、「行けるところまで行ってみよう」ということでひたすら北を目指して走る。水曜どうでしょうですらレンタカーでの突入を諦めて現地ガイドを雇ったくらいだが、無理だったら戻ろうということで行ってみた。

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ずっとこんな風景である。道と、それに沿って石油パイプラインが延々と続く。

とりあえずの目標としてダルトンハイウェイ(北極海まで至るアラスカの道路)の入り口を目指す。道中はオフロードと舗装路が混ざった道で、すれ違う車は北極海沿岸の町ブルドーベイから石油を運ぶトラックばかり。すれ違う時にものすごい音と土煙を起こしている。

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そして辿り着いたダルトンハイウェイ入り口。

実は↓の看板があることを知っていたのでここまで行きたいねと話していたのだが、ここに至るまでにだいぶオフロードを通ったこと、この先の道がかなり不安であったこともあり引き返すことに。次は必ずコールドフットまで行きたい。

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これだけ動いた後も当然オーロラ観測へ。前述のポイントへ行くも人が多く、別のポイントを探して移動。周辺を回って広場を探した。しかしそうある筈もなく、近くの小さなロッジに押し掛けるかという案まで出た。(Do you hava a room tonightでいけることを水曜どうでしょうで学んでいたので)

すると、そこを通り過ぎたところに待避所(と言ってもだだっ広い広場)を発見。全く人がいないので光もない穴場だったのでここに陣を張ることにした。俺は防寒グッズに椅子まで持ち込んでいたので寒空の下でも快適に過ごしていたが、セーター1枚の友人は大層寒そうにしていた。

3日目にしてようやく見ることが出来た。太陽の活動が活発になると観測しやすくなるのだが、丁度このあたりから活発だったらしい。10数年に1度規模の大きさで、北海道でも見れるかもとニュースになっていたのを覚えている。

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オーロラと北斗七星(友人撮影)

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観測地点。絶対ここ