9号車乗り場

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旅行記やら日記やら

広島旅行記 1日目 厳島神社+市内観光

8/14〜16の2泊3日で広島に一人旅をしたので、それを書き留める。


1日目

例に違わず自宅の近くから羽田へのリムジンが出ているので、早朝の便に乗車。7時過ぎに到着予定だが、飛行機は0920。国内線なのに早すぎるが、これには訳があるのだ。

道が空いており、0640に羽田第二ターミナル着。せっかくめちゃくちゃ早めに着いたので、喜び勇んで人生初の空港ラウンジを利用した。敢えて早めのバスを取ったのはこれが理由。一度でいいから入ってみたかったのだが複数人で旅行するとなると中々入りにくいので、今回の一人旅で利用すると決めていたのだ。

中々良い。ソフトドリンク、クロワッサン、コンセントが自由に使えて座席間も広い。ただ利用料金(1400円)の価値があるかと言われると若干首を傾げたくなる。特典等、無料で利用できる人は使ってみてほしい。

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7時前に入った時は席も随分空いていたが、ふと気がつくと入り口に待機列が出来ていた。入る時は「新卒一年目の若造が浮きやしないか」と思っていたが、普通の家族連れやスポーツ紙を広げるおっさんもいたのでそんなことはなかった。冷静に考えてみれば1400円くらいで省ける客層は高が知れているし、そんな客層はそもそも空港を利用しない(強すぎる偏見)ような気もする。

ボーディングが遅れて0920発が0930発に。これはイキりだが、直近で乗った飛行機は11回全て国際線だったので、機内で日本語が通じることに若干の感動を抱いた。俺は航空機内で必ず流れる、機内マナーや緊急時の対応を説明する映像を見るのが好きなのだが、今回は舞妓さんと歌舞伎役者が出演するもので中々良かった。

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1045広島着。台風がすぐそこまできているせいか乱気流に巻き込まれて気持ち悪くなった。

広島空港から広島駅までリムジンバス。1340円。事前情報だと関東圏の交通系ICカードは使えないとあったので切符を買ったが、どうやら普通に使えるらしい。

広島駅から1215発岩国行きの電車(4両編成)に乗る。車内は外国人観光客がかなり目立ち相当混雑していた。

1250、宮島口港着。大雨。傘が10秒で壊れて萎える。

ここからフェリーに乗り宮島に渡るが、この時期は鳥居に接近する航路を取るようで楽しみだ。ちなみにこのフェリーもPASMOで乗れた。

 


フェリー船内放送「現在、大鳥居は修復工事を行っており周囲に骨組みが〜」

 


はい。

大雨、工事中、蒸し風呂のようなうだる暑さ。それを意に介さず我が物顔の鹿。ふらふらになりながら大鳥居周辺を散策した。道中見かけた、日ハムのホームユニを着た小学生が異端審問にかけられないよう願う。

14時頃昼食。鯛釜飯を頂き、紅葉屋本店で揚げもみじ饅頭(瀬戸内レモン)を食べた。ほのかな酸っぱさが残るクリームと揚げたての衣がとても美味しかった。

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思ったより(雨でロープウェイが止まっていたこともあり)見所がなくなってしまったので、予定より2時間早く切り上げて広島市内に戻る。翌15日は台風が直撃する予報なので、見れるなら今日中に市内観光を済ませておきたいのだ。

 


宮島口から広島に戻る電車の車内放送「15日は鉄道の運行を全面見合わせることになりました」

 


はい。

本格的に15日はホテルに閉じこもる一日になりそうなので、何としても今日中に原爆ドームくらいは行く必要が生じた。

さて15時頃に広島駅に着くと、なんと雲が切れ青空が垣間見えるほどの天候。ホテルにチェックインして荷物を置き原爆ドームと平和記念館に行くと、やはり国内外から多くの方が集まっていた。半年前まで日本史学を専攻していたとはいえ、私が記念館の内容について語るのはあまりにおこがましいので書かないが、とても他所ではやらない(やれない)だろう戦争の悲惨さを生々しく伝えていた。つい、それらの展示を食い入るように眺めてしまい気付けば19時。いい加減夕飯を食べてホテルにこもらなくては大雨に襲われてしまう…のだが、未だ雨が降っていない。余裕をぶっこいた私はふと、SOGOの中にポケモンセンターヒロシマの看板を発見、一ポケモンファンとして足を運んだ。広島東洋カープにちなんだコイキングと赤いギャラドスのグッズが売られていた。

ホテルに戻る道すがら、鉄ぱん屋弁兵衛という店で夕飯。居酒屋だったのでお通しが出るのだが、それがお好み焼きのめっちゃちっちゃいやつで甚だ驚いた。どういう文化なんだ。

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さて無事、曇天の道を雨に怯えながらも歩き宿に到着。人生初のカプセルホテル。どうかと思っていたが秘密基地のような感があり中々どうして楽しいもので、下のコンビニで酒とつまみを揃えれば我が領土に早変わりである。

どうでもいいが、狭いエレベーターに乗り合わせた外国人と同じ階で降りる時先を譲ったところ「どうぞ」ってめっちゃ日本語で言われ、俺はなぜか「サンキュー(精一杯の発音)」で返してしまって死ぬほど恥ずかしかった。明日は少しでも活動できることを願い就寝。

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