9号車乗り場

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旅行記やら日記やら

三宅島・伊豆大島旅行 ~釣りと乗り物尽くしの旅~

はじめに

三宅島と伊豆大島に行ってきました。去年の北海道旅行以来の"旅"です。

島に行くのが、たぶん高校生の修学旅行で沖縄に行ったとき以来。しかも今回は船旅!普段の旅行では使わない交通手段なので、一層楽しみにしていました。

あと、 ★★★めっちゃ頑張ってvlog作ったので見てください!!★★★

目次

  1. 旅程
  2. 6/16
  3. 6/17
  4. 6/18
  5. 6/19
  6. 感想、おわりに

旅程

日程  時間  すること 備考
6/16(金) 20:00 浜松町駅集合
22:30 竹芝ふ頭からフェリー乗船
6/17(土) 05:00 三宅島着
着き次第 チェックイン
釣り、料理、食事、など
6/18(日) 起き次第 食事など
10:00 チェックアウト、空港に移動
11:45 三宅島空港
12:05 大島空港
食事など
16:00 チェックイン
食事、宴会など
6/19(月) 10:00 チェックアウト
ドライブ、観光
16:20 大島空港
16:45 調布飛行場

6/16

竹芝ふ頭から東海汽船のフェリーで三宅島に向かいます。20時集合予定が張り切って早く着きすぎてしまったのと、メンバーの1人が遅刻するということで、浜松町駅前のガストで夕食を取りました。

浜松町駅から竹芝客船ターミナルまでは徒歩10分。帰宅するリーマンの波を遡行します。

自分たちと同じように、船で島に渡る若者グループを何組も見かけました。ほかは釣り人とかサーファーがメインでしょうか。空港や新幹線ホームの、旅人しかいない場所の空気が好きなのですが、ここの空気もまたいいものでした。

ターミナルにいたイルカ。御蔵島とかだとドルフィンスイミングが出来るそうです。

出航の時間になり、さるびあ丸に乗り込みました。満席とのことで、全員が乗り込むまでにはかなり時間がかかりました。今回はなんと特等船室を抑えています。早く乗り込みたかったので、乗船待機列に早くから並んでしまいました。

船内でルームキーを受け取って、部屋に向かいます。船室は完全にビジネスホテル!明日も早いので、これはありがたい。床に雑魚寝とかだと絶対に疲れが残りそうなので…

とはいえ、せっかくの船旅なのでしっかりお酒は飲みました。船から見える夜景を楽しんだり、船内を探索したりして、明日に備えて就寝!

船から見える夜景。川崎の工場群かな?
船内でスタンプを見つけたので、衝動で押しました笑
特等船室には浴衣とアメニティがありました。

6/17

朝起きると、もう窓からは三宅島が見えていました。この時期ですが、数日前の台風の影響か空は澄み渡っていて、水平線まできれいに見渡せました。

ホテルの送迎バスが港まで迎えに来てくれていたので乗り込みます。小さめの観光バスのサイズでしたが、満席でした。

朝起きて島が見えて歓声を上げる午前4時
三宅島・錆ヶ浜港に入港したさるびあ丸

今回宿泊するのは、ホテル海楽別棟の「コテージ・たいよう」です。少々お値段は張りますが、眺望も設備も素晴らしいコテージでした。ホテルで車も釣り具も貸してもらえるので、これで釣りをしに伊ケ谷港に向かいます。

コテージのウッドデッキからの眺め!最高!
釣った魚をがっつり料理できる大きなキッチン(ってか厨房でしょこれ)

北海道ではアジとサバとコマイしか釣れませんでしたが、今回はいろいろな魚が釣れるとのこと。 最初に釣れた魚は…

ソ ウ シ ハ ギ ( 毒 魚 )

魚の種類はよくわからないので、最初は「でかいの釣れた!!!」と歓声を上げましたが、毒魚とわかり即リリース。内臓を食べなければいいらしいのですが、要するにフグと同じですね… 結局、5人で3時間ほど釣って釣果は以下でした。(地元の漁港関係者のおっちゃん情報google画像検索で判断しました)

地元のおっちゃんたち、仕事してる横で釣りしてる自分たちに「たくさん釣っていってくれよ!」と笑顔で話しかけてくれてとてもいい人でした。

朝の釣果①!!!
朝の釣果②!!!
釣った魚を調理してお昼ご飯!一番うまい

さてお昼ご飯のあとお昼寝をしていたら、夕方になってしまいました。夕飯の調達のためにまた釣りに行かなくてはなりません。夕方もそれなりに釣れるだろうと思っていたのですが、夕方は残念ながら2匹しか釣れませんでした。挙句、私の竿が根掛かりしてどうにも外れなくなってしまうアクシデントもあり、帰りに正大ストアで食材(キメジのサク)と酒を買って帰りました。 夕方の釣果は以下。カサゴは煮付けに、スズメダイは焼いて食べました!

夜は星空を見たり、宴会をしているうちにyogiboの上に寝ていたようです…

満点の星空!下のほうの赤い星はアンタレス

6/18

昨日の夜買っておいたパンを食べてホテルをチェックアウトします。釣り道具とレンタカーをホテルに返しところ、空港まで送迎してくださるとのことでお言葉に甘えました。釣り具は車に積みっぱなしでよいとのことで、とてもありがたかったです。

空港からヘリコプターに乗って大島に渡ります。東京愛らんどシャトルという、日本ではここだけのヘリコプター定期便に乗ります。

空港には我々以外にも何人かいましたが全員飛行機の乗客だったようで、ヘリに乗り込んだのは我々だけでした。

これに乗ります。すでに乗っている方もいて、我々で満席になりました。予約必須ですね。

保安検査場抜けた先には昔の三宅島の写真が飾られていて、歴史を感じることが出来ました

大島まで20分程度のフライトを終え、お昼ご飯を食べに行きます。大島の名物であるべっこう寿司を食べに、寿し光に行きました。べっこう寿司とは、青唐辛子を漬けた醤油に白身魚を漬けたもので、食べると確かにピリ辛の味がしました。

お店のべっこう寿司は観光客向けに辛さを抑えているそうで、島の商店(紅屋ショッピングセンター)でもべっこう寿司を買ってみました。たしかに辛みが強かったです。

玉子の横2貫がべっこう寿司

お昼のあとは、大島の観光名所でもある地層大切断面に行きました。このあたり、車の中で爆睡していたので正直あまりよく覚えていないのですが…。まさしく理科の教科書で見た地層のサンプル図そのものの景色が見れます。それも道沿いの景色の一部に溶け込んでいるので結構驚きました。

褶曲した地層が延々と観察できる

観光のあとは今回の宿に向かいます。今回お世話になるのは大島温泉ホテルです。しかも今回は三原山を一望できる特別客室を取っていたのですが…あいにくの曇り空で三原山のふもとすら見えませんでした。

それでも、 椿フォンデュのプランを予約していたので、夕飯はとても豪華でした。露天風呂もたいへん気持ちよく、素晴らしい夜を味わえました。

椿フォンデュの魅力は動画のほうを見てください(ダイレクトマーケティング

6/19

昨日よりは視界が晴れ、三原山のふもとが少し見えました。

今日は日本唯一の砂漠である裏砂漠に行きます。当初は裏砂漠をバギーで走るツアーも考えていたのですが、まあ歩けばよかろうということで徒歩で向かいました。勾配のある砂利道が延々と続いていて歩き甲斐があります。

1kmくらい歩くとバギーの轍も消えて、砂漠が一望できるところに着きます

いったん引き返して、車で月と砂漠ラインを走り、砂漠を上から一望できるハイキングコースを歩きます。いっそう勾配が厳しく、山の尾根を歩くので風もかなり強かったですが、スニーカーで問題なく終着点まで歩くことが出来ました。

延々と尾根を歩きます。途中、「もく星号墜落事故」の碑が立っていました

昼ご飯を食べに岡田港にある浜のかあちゃんめしでいただきました。漁場を荒らすウツボを食用にする取り組みをしているそうで、ウツボ丼をいただきました。店内では大島名物のくさやなども販売していて、店内で食べることもできました。

ウツボ丼。上に乗っているのは同じく名産の明日葉の天ぷらで、お吸い物にもウツボが入っていました。
岡田港のフェリーターミナルでは、たまたま来航していたドイツのフェリーの乗客向けに島名産の焼酎や文化の紹介コーナーが設置されていました。大島名産の御神火(ごじんか)という焼酎と、小笠原諸島名産のラム酒をいただきました。ラム酒はかなりクセが強くて、好き嫌いのある味でした。(私は結構好きな味でした)
各島ごとの名産の焼酎などが紹介されていました。

最後に、空港横の牧場にあるぶらっとハウスジェラートをいただきました。大島牛乳という名産品があるそうで、その乳を使ったジェラートだそうです。ソフトクリームや、ちょっとしたお土産も売っていました。残念ながら牛は厩舎に入っていたのか、1頭も見ることができませんでした…

つばきの花びら入りのジェラートと、お土産に島醬油を買いました。

空港でレンタカーを乗り捨て、飛行機で調布飛行場に向かいます。空港には売店があると書いてあったのですが、もうしばらく営業していないとのことでした。プロペラ機で調布飛行場を利用してみたいという夢があったので、今回ようやくそれが果たせて嬉しかったです。普通の飛行機に比べて低空を飛ぶので、相模原~多摩の街をよく見ることもできました。

帰りの飛行機です。1度乗ってみたかったんだ!
江の島だと思って空撮した長者ヶ崎(この直後にカメラのバッテリーが切れた)

感想、おわりに

初めて離島を旅しました。朝早くからのんびり釣りをして、十分楽しんでもまだ昼で、ゆっくり昼寝をしてまた釣りをして…と、大変リラックスすることが出来ました。前回釣りをした北海道旅行の時はかなり慌ただしいなかでの釣りだったので、のんびり釣れるのを待つ太公望のようなことはできなかったので、また違う楽しみ方が出来ました。

とてもよい体験でした。旅行って楽しい!