9号車乗り場

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旅行記やら日記やら

函館・青森旅行 ~カツカツスケジュール一人旅~

はじめに

たぶん水曜どうでしょうのせいで深夜バスに乗りたくなったので、勢いで予約してしまった。 はかた号を予約しようかとも思ったが、すぐ博多に行く予定があるので、今回は東日本チャンピオン青森行きのバスを予約した。

青森まで行くならついでに函館まで行ってやろう、という計画である。行きたいところを詰め込んだら、少しのディレイも許されないカツカツ旅程になってしまった。

あとまたVLOG作ったから見て

https://youtu.be/B6FYCSm2rBg

目次

  1. 旅程
  2. 7/4
  3. 7/5
  4. 7/6
  5. 7/7
  6. 感想、おわりに

旅程

日程  時間  すること 備考
7/4(火) 21:40 東京駅八重洲口 バスターミナル 発
7/5(水) 8:35 青森駅東口 着
10:00 津軽海峡フェリー青森港 発
13:40 函館港 着
14:10 函館港 発 シャトルバス利用
14:40 函館駅 着
15:00 テルチェックイン レンタサイクル借りる
16:00 五稜郭 着
19:00 レンタサイクル返却
自由に観光
7/6(木) 6:00 函館朝市
10:00 チェックアウト
10:50 函館駅 発 シャトルバス利用
11:20 函館港 着
12:00 函館港 発
15:40 青森港 着
15:52 青森港 発 シャトルバス利用
16:10 青森駅西口 着
自由に観光
7/7(金) 9:04 青森駅 発 特急つがる2号
9:09 新青森駅 着
9:30 レンタカー
11:00 石ヶ戸休憩所 着 レンタサイクル借りる
奥入瀬渓流散策
15:00 石ヶ戸休憩所 発
16:00 八甲田山雪中行軍資料館 着
16:30 八甲田山雪中行軍資料館 発
17:00 三内丸山遺跡 着
18:00 三内丸山遺跡 発
18:30 レンタカー返却
18:51 新青森駅 発
18:57 青森駅 着
19:40 青森駅 発
7/8(土) 9:00 東京駅八重洲口 バスターミナル 着

7/4

今回使ったのはジャムジャムライナー

3列独立だけは死守したほうがいいといろんな人に言われたのでそうした。ついでにフットレスト、コンセント、カーテン付き、座席間隔広めの高級深夜バス(5000円)だ。

バス出発の12分前に東京駅に着いたのでめっちゃ走った。というのも、電車を調べたときになぜか出発駅を最寄り駅と違う駅にしていたので、完全に乗る電車を間違えた。おかげでバスの写真も撮り忘れた。

どのSAで止まるのか、どの間隔で止まるのかの案内がなかったが、日付が変わるころに佐野SA着。満月がやけにきれいだった。午前3時国見SA、5時42分盛岡駅、7時52分弘前駅着。なんでわかるのかというと浅い眠りにしか就けず、バスが止まるたびに起きていたからだ。

7/5

9時、青森駅着。すでに遅れている。港までのシャトルバスは行ってしまったのでタクシーで向かう。こんな平日の昼間のフェリーなんて空いてるだろうと思ったが、ツアー客のジジババで混雑していた。バスでろくに寝れなかったのでフェリーでもしっかり熟睡していた。 時間通り函館港に入港し、シャトルバスて函館駅まで向かう。途中下車した方がホテルに近かったけど気がついたときには遅かった。

予定通り宿泊予定のHaKoBA函館にチェックイン。

ホテルで宿泊者対象にレンタサイクルをしているのでそれを借りる。ちょうど1台だけ電動自転車が残っていたのでラッキーだった。

30分ほど走って五稜郭到着。函館の道がガッタガタですぐにお尻が痛くなった。五稜郭タワー登ったり函館奉行所の見学をしていると、函館区公会堂のバルコニーからの景色が素晴らしいという情報をポスターで知る。慌てて調べると18時閉館とのことで、大急ぎで向かって17時45分に駆け込んだ。15分あれば見終わりますよ~と笑顔で入れてくれたので助かった。

レンタサイクル。4時間1500円だったかな?五稜郭行くなら自転車が一番楽だと思った。

夕飯に、一度は食べてみたかったラッキーピエロ、しかもたまたまホテルの横に本店があったので行ってみた。一番人気だというチャイニーズチキンバーガー、うたい文句通りのボリュームだった。

夜景の写真を撮る練習で函館山展望台にも行った。どうせカップルだらけだろうと思ったら修学旅行生の団体と外国人だらけで大混雑だった。修学旅行生と俺以外日本人いなかったんじゃないか?何組かの外国人に写真撮ってくれと言われた。

ホテルに戻ってセコマで買ったサッポロクラシックを片手に明日の予定を確認すると、青森に戻るフェリーを予約してないことに気が付いた。予約は2日前までとのことなので、当日券があることに賭ける。

チャイニーズチキンバーガー
ホテルにヨギボー付きのロフトがあって最高だった。

7/6

6時に起きて函館朝市に行く予定だったがまあ無理だったので8時に起きた。市場は昨日の函館山と同じく、日本語の方が珍しいくらいに外国人だらけだった。いろいろ見て歩いたが、どうしてもウニとホタテが食べたかったので目に留まったきくよ食堂本店でホタテ、ウニ、イクラの三食丼を注文。食べ終わって外に出ると大雨になっていたが、シャトルバスの時間までまだ時間があるので駅前付近を散策したり市場を眺めたりしていた。

三食丼!!!!やはり北海道のホタテはサクサクしている
前回食べられなかった氷漬けのルイベがあったので思わず注文。
口の中で溶けるのと同時にじんわりとうまみが染み出してきて本当に美味しかった。

無事フェリーの当日券も買えた。帰りはツアー客がいなかったのでやはりガラガラだった。デッキに出ようとしたら強風で締め切られていたので、窓側席を確保。割と電波が届くみたいで、船内の弱々Wi-Fiを使わなくてもなんとかネットサーフィンくらいは出来た。

数分遅れたがなんとか青森駅までのシャトルバスに乗り込めた。予定変更してバスの終着である棟方志功記念館に行くことも考えたが、あまりにも時間がかつかつなのと駅前の観光施設が見られなくなるので断念。

とりあえずホテルホテルセレクトイン青森にチェックインして、ねぶたの家ワ・ラッセ八甲田丸の入場券とセットの券を買って入場。ねぶたが間近で見れたり、生演奏があったり大迫力。来月がねぶた祭り本番なので、町を歩いていると練習の音が聞こえてくるとか。親子に渡って「ねぶた名人」になっていたり、思ったよりもねぶた職人が若い(30代)とか面白かった。

八甲田丸に入場打ちきりギリギリの18時に駆け込み。戦後直後の青森市を再現したエリアはショボかったけど、八甲田丸の内部構造の見学とか、戦中の青函連絡船の運命(石炭と人員輸送妨害のために沈められまくった)の話とかはめちゃくちゃ面白かった。結構見ごたえあり。東北本線の線路の終着を見に埠頭公園を歩いたら、ほんとにねぶたの楽器の練習をしてる姉貴がいた。東北本線の終着を見てから、これ別に本州最北の線路でもなんでもないなって気がついた。

ワ・ラッセ内にはたくさんのねぶたが展示されていて大迫力だった
A-factoryでお土産物色。王林ジョナゴールドと地酒(豊盃)のジェラートを食べた。
線路本州最北端でもなんでもなかった奥羽本線最北端(必死に撮影した)

夕飯に、青森市B級グルメである味噌カレー牛乳ラーメンを食べにいったが、目当ての店(味の札幌 浅利)が休業していたので、たまたま見かけた別のB級グルメであるイカメンチカツをやきとり直 本店で買ってホテルで食べた。うまい。仕方ないのでホテルの無料カレーを食べた。まじで無料とは思えんほどうまい。 ホテルのはす向かいにあった青森まちなかおんせんに入浴。気持ちいい。480円でこのコスパはすごい。コーヒー牛乳も飲んじゃった。

7/7

8時起き、身支度して予定通りの電車に乗った。

レンタカーを借りて奥入瀬渓流に向かう。奥入瀬渓流の入口にある奥入瀬渓流館に立ち寄り今日の人出を聞いてみたところガラガラだとのこと。石ヶ戸休憩所の駐車場とレンタサイクルは結構すぐいっぱいになってしまうと聞いていたが、それも大丈夫だろうと教えてもらって安心して向かった。

石ヶ戸休憩所の売店のおじちゃんに、今日はガラガラだし車も歩行者も少ないし天気はいいしすごい日に来たねと言われた。梅雨なので例年あまり人出は少ないらしい。悪いこといわないから電動チャリにしなさいといわれたので電動を借りた。十和田湖に向かってアップタウンを繰り返しながら登っていくので電動じゃなきゃ無理だったな。

川とか滝の流れを表現する写真撮るの夢だったから、奥入瀬渓流の写真撮影はこの旅で一番楽しみにしていた。シャッタースピード遅くして水の流れを映した写真って「一眼で撮りました!」って感じがして大好き。

こんなきれいな写真がどこでも撮れる。すごい
すごい
すごい。大迫力。
水しぶきが飛んできてとても涼しい。

写真を撮りながら2時間ほど漕いで十和田湖に到着。ちょうど昼過ぎだったので、みずうみ亭で昼食を食べた。ここで食べた十和田バラ焼きという郷土料理がとても美味しかった。すき焼きよりも甘く煮た肉とたまねぎを白米でいただく。食堂のおばちゃんいわく唐辛子をかけてもうまいとのこと。うまかった。

ヒメマスも食べたかったけど、7/10まで禁漁期間とのことで食えず。ここ数年全然採れないから朝イチで来ないとなくなっちゃうよと言われた。また今度来ることがあれば食べてみたい。

十和田湖。自転車で来ると結構疲れる…
十和田バラ焼き。1500円。うまかったな…

十和田湖から石ヶ戸までの帰りはほとんど下り坂なのですごく気持ち良かった。車で十和田湖まで来れちゃうけど、車じゃ損だと思った。川のせせらぎの音を横にして坂を下る快感はこれじゃないと味わえない。自転車は車道を通ることになるので、行きは徒歩で遊歩道を通って、帰りに子ノ口でレンタサイクルをして石ヶ戸とかで乗り捨てるのが正解かも。

市内に戻る前に、ちょっと寄り道して酸ヶ湯温泉に立ち寄った。時間がなかったから温泉にははいらなかったが、途中で地獄沼という景勝地を発見、湖沼に映る八甲田山がきれいだったので車を停めて写真を撮ろうとした。

撮ろうとしたのだが、なぜかまったくシャッターが降りない。カメラの液晶を見ると、八甲田上空を顔認識している。八甲田山をフレームアウトさせるとシャッターが降りたのだが……あれは……

地獄沼。左に八甲田山がある、のにシャッターが下りなかった。なに。

気を取り直して、八甲田山雪中行軍遭難資料館へ。この時点で30分ほど押していた(のに地獄沼に寄ったせいでもっと遅れた)ため、大急ぎで向かった。ここはそこまで時間かからないと事前に調べていて、実際20分ほどで見終わった。八甲田山wiki読みまくったから説明とかすらすら読めた。さくっと見学出来てかなり満足度が高かった。

後藤伍長(立って仮死状態になってた人)のでかい銅像があってびっくりした。

最後に三内丸山遺跡に。ここは最終入場が1730なのだが、着いたのは1715。ほんとに時間がかつかつだ。遺跡郡は全部しっかり見たけど、展示室は見きれなかった。残念。函館から帰りのフェリー、新幹線にすれば昨日見る時間あったな…。

三内丸山遺跡っぽい写真。縄文人こんなでかい物作れたんだねぇ

レンタカーを返して、新青森駅から青森駅へ。予定より1本早い電車に乗れたので、昨日行った銭湯で汗を流した。駅前のコンビニで夕飯を買い、駅ビルのお土産屋でお土産屋を買って東京行きのバスに乗り込んだ。

感想、おわりに

財布なくした。