出張で神戸に行きました。前乗りと祝日を合わせて丸2日は旅行をしました。
出張の前乗りで観光してやる気満々だったので午前中に到着する新幹線で向かいました。神戸は何度か出張で来ていたものの、日帰りしかしたことがなかったので初の観光です。
一人旅なので細かく予定を立てず、自由に行くことにしました。
旅程
- 1/7: 午前中の新幹線で新神戸駅→ホテル モンテ エルマーナ神戸に荷物預け→Shall we parfait→ダルビッシュミュージアム→異人館街→モトマチ喫茶→メリケンパーク→まる銀らーめん
- 1/8:労働→どんがめ→Eve_kobe
- 1/9:生田神社→atoa→有馬温泉 康貴→有馬温泉 元祖 三津森本舗→帰宅
1/7
あまりにも予定を立てていなかったので新幹線の中で少し調べました。お昼頃、新神戸駅着。おなかがすいたので、荷物を預けてとりあえずインスタで出てきたShall we parfaitにパフェを食べに行くことにしました。混雑必至とのことだったので、12時開店に合わせて開店凸。
イチゴのハニトーとイチゴバフェの2種類だけのメニューでしたが、私はパフェを注文。
めちゃくちゃうまい!おしゃれな店に一人で入れるタイプの人間でよかった!甘酸っぱいイチゴの下、クリームの層には小さな粒チョコが食感と甘さを引き立てます。その下には酸っぱいゼリーとシロップが入っていて、食後に残る甘ったるさをなくしてくれます。エディブルフラワーと金箔が飾られていて見た目も素晴らしかったです。
最初からクライマックス感のある大当たりの店に行けて、大満足で異人館街へむかってお散歩。
寒空の街を歩いていると、半袖のダルビッシュの旗がたなびいていました。見ると、ダルビッシュミュージアムなるものが。日ハムファンとして寄らないわけにはいかないので入ってみました。
狭めでしたが、誰もいなくてとても快適でした。ダルビッシュとモーションキャプチャ?で一打席勝負できるブースがあったので遊んでみましたが、投球モーションに入ったタイミングで振ってもどん詰まりの内野ゴロにしかなりませんでした。155km/hのインハイストレートなんて打てるかっ!
ダルビッシュと遊んでいたら雨も止んで、のんびり異人館街に向かいました。 何か所かの建物を巡れるチケットを買いました。
萌黄の館→風見鶏の館→うろこの家→山手八番館→北野外国人倶楽部→坂の上の異人館→ベンの家→洋館長屋→英国館と巡りました。
思ったより坂がきつくて(特に風見鶏の館→うろこの家の間)ひいひい言いながら登りました。各館の中には館の建築主ごとのテーマに沿った美術品が置いてあったり、当時の調度品が再現されていたりでとても見ごたえがありました。
だいぶ歩いて日も陰ってきたので、元町駅のほうまで散歩をしながら夕飯を食べるところを探します。
途中、モトマチ喫茶という喫茶店を見かけて、外見に一目ぼれして入ってみました。
大当たり!私が求めているTHE 純喫茶で最高でした(お酒あったけど)。私がいただいたのはタンザニアコーヒーとカスタードプリン。
少し休憩して、せっかくなので港のほうまで行ってみました。ふらふらとメリケンパークのほうまで行って、周囲にいる大量のカップルに当てられながら夜景を見てきました。少し悲しくなったし寒いのでまる銀らーめんでラーメンを食べました。生ビールがあったので頼んじゃったのですが、後から来た人もみんなビール頼んでたので、もしかしたらお店の売り上げに貢献したかもしれません。
明日に備えて、宿の近くのドンキでお酒と朝ごはんを買ってホテルに戻りました。ホテルの近くにおしゃれそうなシーシャバーの看板を見つけたので行きたくなりましたが、さすがに旅先でシーシャ吸うのはと思ったのでおとなしく寝ました。
1/8
朝から労働です。しかもトラブル発生で結構遅くまで仕事をしました。本当なら仕事のあと有馬温泉に行こうと思ってたのに。
ただ、一緒に出張に来ていたメンバーでお酒を飲みに行きました。先に帰った2人と、一緒に作業をしていたメンバー2人の4人で、どんがめでバカみたいに飲みました。上司への愚痴とか、上司への文句とか、体制のひどさとかをさんざんに言い合って気持ちよかったです。
さて、帰り際に私はみんなに聞きました。
「みなさんシーシャとか吸わないんですか?」
「興味あるんでこの後行きましょう」
……ということで、シーシャバーに行きました。周辺にあるシーシャバーがどこも12時ころに閉店してしまうようで、遅くまでやっている店が全然なかったのですが、昨日見つけたシーシャバー(Eve_kobe)が3時までやってるとのことだったので半ば消去法的にここに決定。
このバーが大当たりでした。雑居ビルの地下の一室(外から店内がわからないタイプの店)だったので普段なら絶対入らない店だったのですが、酔った勢いもありすんなりドアを開けられました。
薄暗い、カウンターとお酒が並んだ棚とバーテンダーさんが1人いるだけの小さなバー。私がずっと憧れていた、かっこいい大人が静かに飲んでいるようなタイプの。あまりの”それ”っぽさに一瞬で酔いが覚めました。 もうシーシャどころではありません、私はフルーツ系のカクテルをいただきながら、バーテンダーさんを巻き込んでいろいろお話をしました。バーテンダーの矜持的な話やらお酒の楽しみ方やら。
閉店までお邪魔させてもらい、ホテルに戻りました。お店から出てエレベーターに乗るまでバーテンダーさんが見送ってくれました。とてもいいお店だったのでまた出張の時に行きたいですね。
1/9
ホテルが生田神社の目の前だったので、新成人に交じって初詣をしました。浅草寺の初詣で凶を引いたので、ここで引き直しましたが結果末吉。うーん、今年は元旦から39℃の熱が出るしよくないですね…
いったん新神戸駅まで戻ってバスでatoaに向かいました。atoaがあまりにも駅から遠かったのでバスを選びましたが、バスが普通のバスじゃなくて、電車みたいに蛇腹で2台連結されてて大興奮。ラスベガスで走ってたやつだこれ!
atoaはアートと水族館の融合を歌うだけあっていわゆる映え空間でした。私は和のエリアが大好きでしたが、さすがに男がひとりで行くところじゃなかった。そもそも一人客がいなかったので今度は誰かと来たいですね。 atoaのあとは昨日行きそびれた有馬温泉に行きました。金泉、銀泉の2つの温泉が楽しめるということで有馬温泉 康貴に行きました。温泉自体は狭いところでしたが、有馬温泉というブランドのおかげかとてもいいお湯でした。湯舟で話しかけてきた90歳のおじいちゃんが御所坊というところがNo.1だといっていたので、そこにも行ってみたいですね。お湯の色が濃くてよいらしいです。でもこのおじいちゃん、ずー----っと話しかけてきてあんまりお湯を楽しめなかったんですよね…
気を取り直して温泉街を散歩しました。いい感じの喫茶店でもないかなと探しあてたのが有馬温泉 元祖 三津森本舗です。有馬温泉名物の炭酸せんべいをティラミスにしたものがおすすめらしく…せっかくなので食べてみました。お味は…好き嫌いがありそう…
有馬温泉、駅前はあまりお店もなくて寂れた温泉街だなあと思ったのですが、中心のほうにはしっかり日本の温泉街、って雰囲気の形式が広がっていました。ぐるっと一周して有馬温泉ビールを買って撤収。
実質会社の金で神戸1泊2日旅行、憧れていた「おしゃれなバーで静かに飲む」を達成して最高の旅行でした。次はどこに行きましょう。