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旅行記やら日記やら

お勉強をしている話

11月-12月で資格を3つ取りました。基本情報技術者AWSクラウドラクティショナー、色彩検定2級。IT業界に入ってからもう2年半経つのに資格の一つも取ってこなかった私としては、このスピードは異常といえます。

そもそもなぜ資格を取ろうと思ったかというのは一言で言えば転職のためです。資格持ってるだけで普段から勉強してます!って言えるようになりますから。その辺については前に別の記事に書いたような気がするので読んでください。

ただこれ、致命的な過ちを犯しておりまして。今現在転職活動をやっているわけですが、それと並行して資格取得を進めても残念ながら間に合わないのですね。考えりゃわかることなのですがとりあえずやってみるかと動き出してしまったので、こういうことになっています。

 

ところで、資格の話は今回の本題ではないのです。「とりあえずやってみるかと動き出してしまった」…これが私にとっては異常事態なのです。

元来、いや今も私は完全な受け身の人間です。日和見主義的に周囲に流され、自己を主張することはなかったのです。比較的”ふっかる”に分類されるほうですがそれは誘われればの話で、自分からなにかやってみようなんてことはめったにありませんでした。それがご覧の有様です。なんということでしょうか。今回はこの原因を考えてみようと思います。

 

基本情報技術者を取ろうと思ったのは、同じ現場のおない年の人に誘われたからです(誘われてんじゃん!)。ちょうど自分の目標に設定していた資格だったため、二つ返事でOKしました。なんだかんだでそれは11月頭に合格し、晴れて勉強の日々から解放されるはずでした。

はずだったのです。ですが、なにを血迷ったか私はこれに並行して色彩検定2級の勉強を始めていました。次はこれの勉強です。これは別になんなく合格を勝ち取り、ようやく勉強空白期間が生まれました。

その1週間後のこと。会社から命令が出ました。曰く、「今年中にクラウド系の資格を何かしら取れ。半年以内に取ったやつには追加報酬をやる。」と。私は思いました。

「これ、一番簡単な資格爆速で取ればよくね?」

こうして、1か月後に試験を申し込んだ私は、また勉強の道に分け入っていくのでした。とくにこれは会社に受験することを宣言していますので、決して落ちるわけにはいきません。私は見栄っ張りなので、そんなことをして不合格でした、は許されないのです。なかなか真面目に勉強する必要が出てきました。

そのさらに1週間後です。大学の友人からこんな挑戦を受けました。

TOEIC点数バトルしようぜ!掛け金は点差*10円な!!」

ここで私のTOEICの点数を振り返ってみますと、たぶん395点か405点です。よくわかりませんが、真っ当な人間なら500点くらいは取れるらしいので、このままでは4桁円を巻き上げられてしまいます。ただ黙って巻き上げられるわけにもいかないので、TOEICの勉強をする必要が出てきました。

さらにこんなことも言います。「簿記3級も取ろう!」実は簿記の知識はシステム開発に若干使う可能性がある(帳簿出すシステムの案件がかなりある)ため、ちょっと気になっていた分野です。こうして、こちらも勉強することになりました。

なるほど、こうして振り返ってみると結局誘われて行動を起こしていました。なーんだ。なんも変わってなかった。ということで、ただの気のせいでした。

 

12/29現在、無事クラウド系の資格についてはAWSクラウドラクティショナーに合格したことでクリアとなりました。さて問題はTOEICと簿記。6年間、英語と数学の二教科と私はレッドラインを挟んで対峙し続けてきました。要は、めちゃくちゃ苦手なのです。さらに、AWSクラウドラクティショナーは目標達成にカウントされない説を提唱する者が現れるなどこれからも資格に追われる日々が続くような気がしています。

いや、まじで応用情報取らないといけないんですけど……

 

ただ、こうして久しぶりに勉強をしてみて、勉強の楽しさ的なものを思い出した気がします。勉強して、資格取って、賞状が届く。努力が文字通り形になるのでモチベーションも保ちやすい。

願わくば、このやる気がこれからも継続しますように。