9号車乗り場

9号車乗り場

旅行記やら日記やら

みんはや

 いつの間にか月末になってしまいました。毎月の駄文を書く日です。別に月末である必要はないのですが先送りにし続けた結果なんとなくこの時期になってしまいました。

 今回はなにを書こうか、いい加減「書くことがないver.3」なんてやるのはつまりません。趣味、趣味…うーん。無趣味なの終わってるなって思って時間作るために(それ以外の理由もありましたけど)ソシャゲ止めたんですけど結局書けるほどの趣味がないんですよね。

 早押しクイズの話でもしましょうか。

 みんはやというアプリをご存知でしょうか。一時期一瞬流行ったころは、電車内で近くの人がやっているのを見た記憶があります。ソシャゲは全部消しましたが、みんはやだけはちょくちょく遊んでいるのです。

 みんはやとはなんぞやという方のために説明しますと、要するに早押しクイズが出来るアプリゲームです。そこそこのプレイ人口があるようで、平日昼間から深夜までいつやってもマッチングします。所謂対戦ゲームにはつきもののレーティングシステムがあり、A+後半をうろうろするくらいのレベルで長らく遊んでいるのです。

 なに?オタクはすぐ一般に通じない話をする?A+は大体、多分ですけどQ様とか東大王とかよく見る人ならすぐ来れるレベルだと思います。教科書の隅っこに書いてありそうな用語を問われるくらいの難易度。始めたのがいつからだったかは覚えていませんが、クイズ王伊沢氏が始めたYouTubeチャンネルの影響で早押しクイズやってみたいなあと思って始めたわけです。やってみてわかる彼らの知識量の多さ。問題文の意味すらわからないのに、その一部だけでポンポン正解を答えてしまうのですから。

 さて、別に自分はその知識がどうこう、早押しの技術(ボタンを押すのにも技術があるそうです)どうこう語れるはずもないのですが、みんはやで遊んでいて一番面白いと思うことをちょろっと書こうと思います。

 このブログ読んでくれている人はみんな俺と同じタイプのオタクという前提で話しますが、知らん分野のWikipedia読むじゃないですか。少なくとも日本住血吸虫と三毛別羆事件は読んでるでしょ。あれが出来るんですよね。全く知らん単語で構成された問題文と解答で構成されたクイズが出る。当然知らない、でも答えの単語がめちゃくちゃかっこいい、じゃあそのWikipedia読もう、って感じで。新しい知識に触れるには知識が必要だとはよくいったもので、全く(100%)知らない分野の単語を検索することは出来ないけれど、クイズならそれができてしまうわけです。まさしく知識ガチャ。しかも無料で何度でも回せる!

 全く知らない分野の単語聞いてなにが面白いのかという向きもありましょうが、俺はそれが好きなのです。「カタカナ + "の" + 漢字」の形の単語がかっこいいというのは恐らく日本人の共通感覚だと思いますが、この形の単語、当然ながらあらゆる分野にありまして、これに触れられるクイズは知識ガチャSSRと呼んでいいでしょう。オールトの雲シュトルーヴェの測地弧アウステルリッツ三帝会戦……うーんかっこいい。

 そんなことばかりしているから、脳のリソースがどんどん実生活で使わないことに割かれてしまいます。先日も上司から資格取得を促されましたが、こちらはどうにも食指が動かず、「あっ、勉強中でーす…」と誤魔化してそのままです。参考書は買ったんですけどね。ただ、好きなこと(この場合はクイズとしましょう)で飯を食えるかっていったら土台無理な話で。結局好きなことして生きていくのは一番の茨の道なのでしょう。社会人になっても海外に行きたいのであれば、旅人になるよりちゃんと休める会社に入るのが結局無難。そういうわけです。(個人の見解です)

 

 はやく旅行に行ける社会になってほしいですね。