9号車乗り場

9号車乗り場

旅行記やら日記やら

書くことがない

表題の件、ご了承ください。

 

自宅に引きこもざるを得ないのでなにも起きない。平凡で退屈な日常。もし俺が古臭いライトノベルの主人公だったら、親戚の家の美少女を預かることになったり、隣の席に転校生が来たり、階段の踊り場でネクタイを締めあげられながら脅迫されたり、まぁいろいろ起きるのだろうが。あいにく親戚の女子はとっくに成人しているし、隣の席はハゲの上司だし、ネクタイも半年は付けていない。

じゃあ書かなきゃよくない?そりゃそうなのだがこのブログは月一は更新すると決めているのだ。なにか書くネタでも女の子でもいいから降ってこないかな、と待っていたら最終日になってしまったので酒を入れてキーボードを叩いている。

そういえば、昔読んだラノベの後書きでひたすらこんな感じに「書くことがない、みんなどうやって後書き埋めてるんだ」的な愚痴を書き連ね、最後に「あ、いつの間にか埋まってた!」みたいな締めをしていた物があった気がする。誰だったかな、ラノベの後書きで面白かったのはバカテスと生徒会の一存なのでたぶんどっちかだろう。「ここのボルトが総受けします!」の一文で笑わせてくるバカテスの後書きは本当に天才だと思う。もっとも、その真似事が出来るような文章力はないのでやめておくけれど。

 

自分がオタクに染まったのは多分、母親が発売直後に買ったiphone3GSで見た組曲ニコニコ動画だ。当時あれの替え歌が粗製濫造されていたので(いわゆる○○で××歌ってみた的なやつ)たしかそれでハルヒにはまったのだろう。小遣いをラノベ購入に充て始めたのはそれからだ。ハルヒ→バカテス→生徒会の一存ひぐらしのなく頃に→と当時の有名作品を買いあさった。数年前にハルヒ以外を友人に譲ってしまったのでもうわからないが、当時全巻揃えていた作品を思い出せば、ハルヒバカテス生徒会の一存ひぐらしはがない俺妹…まだほかにもあったか。とにかくサラブレッドアキバ系である。YoukuだのDailymotionだの動画サイトも夜な夜な徘徊していた記憶がある。高校のとき使っていたiphoneにはいろんなサイトから落としてきたアニメが詰め込まれていたし、通学途中に読んだ本は9割9分ラノベだった。週一?だかで出されていたちょっとした読書感想文にもなんのためらいもなくラノベを書いた記憶がある。完全に厄介オタクだ。こういう生徒にもちゃんとコメントを書いてくれた当時の現国教員はいいやつだったのかもしれない、ありがとうな吉川。

ついでに(手段問わず)視聴したアニメの振り返っておこう。

恐らく、最初に見たのはどうせハルヒだ。「サンタクロースをいつまで信じていたか~」と独白するキョンとその通学風景から始まる映像は鮮烈なものとして俺の記憶に焼き付いている。パッと思い出せるだけでも、と禁と超らきすたけいおんAB!クラナド艦これ…アキバ系のオンパレードだ。たぶんこの時代の秋葉原はこの辺の看板がソフマップ辺りにでかでかと掲げられていたのではないだろうか。一時期key作品にはまってそのあたりを漁っていた時期もあった。クラナドは人生、なんて名言があるがクラナドを見たときは感動して涙を流した。たぶん、今でも真剣に見返したら泣く自信がある。

https://dic.nicovideo.jp/a/clannad%E3%81%AF%E4%BA%BA%E7%94%9F

さて、最後にリアタイしたアニメは艦これだ。かなり不評だったが俺は毎週楽しみにしていた。しかし、艦これを境にパッタリと見なくなったのかといえばそうでもなく、いろいろ検索した結果、最後に見ていた時期があのサムゲタンで有名なさくら荘のペットな彼女あたりらしいので2012年、桜trickを見た記憶があるので2013年、艦これアニメは2015年だから2年のブランクがある。iphone3GSの発売が2008年なので、真剣にオタクだったのは4年半ほどといえる(そうか?)が、その4年半で俺の人生は決定づけられたのである。いわゆるシュタインズ・ゲートの選択か、というやつだ。

よって無事、「過去にとらわれた厄介な老害のオタクだったナニカ」になってしまったわけだが、こうなっていなければ、俺はきっといわゆるキョロ充(死語だ)になっていたのでこれでよかったのだろう。おかげで知った世界もあるし、知らなくてよかった世界もある。知った遊びもあるし、失ったものもあるのだろう。ただ、きっとこんなブログを書こうなんて思ってなかっただろうし、同じような過去にしがみつくオタクと昔話に花を咲かせるのもまた好きなのだ。

 

※酔って勢いで書いたので支離滅裂だろうが、やけに恥ずかしいことを書いた気がするので添削などはおこなわない。