9号車乗り場

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旅行記やら日記やら

忘れ物

私は今日、忘れ物をしました。仕事終わりに行くつもりだったジムで使う運動靴を忘れたのです。「なにをそれぐらい、お前普段から忘れ物してるだろ」と、私を知る方は思うかもしれませんが、今日はそれはそれは酷いものでした。

そもそも運動靴を持って行き忘れるのは今日が初めてではありません。でもそれは忘れたことに気付かないままジムに着き、そこで気付くのが殆どでした。もしくは行く途中にハッと気付くとか。

 

じゃあ今日はなにが違ったのか?

 

 

私は靴を袋に入れ通勤鞄のなかに入れて出勤しています。昨日の夜、鞄のなかに荷物を詰めるときに靴をベランダに干していることを思い出しました。その段階でしまえばよかったものを、外に出るのが億劫だった為に翌朝に回してしまいました。

さて当日の朝、荷物一式を入れた鞄を持った私は思いました。

(なんか普段より軽いなぁ)

靴が入っていないのだから当然ですが、しかし愚かな私はその違和感の正体に全く気を払わなかったのです。

こうして、忘れ物を防ぐ2度の機会をみすみす逃した私はやけに軽い鞄を持ち出社したわけです。

 

 

思えば(ずっと思っていますが)、私はこれまで多くの忘れ物をしてきました。

 

最初の記憶は、恐らく幼稚園の時。通っていた水泳教室に道具を忘れて大泣きしました。母が取りに戻ってくれる間、友人のお母様方に慰めてもらったのを覚えています。

次の記憶は小学校一年生の時。体操着を忘れて大泣きしました。余程の泣きっぷりだったのでしょう、未だに幼馴染から掘り返されます。学校の公衆電話から母に電話したのを覚えています。

 

この辺りならまだ小さな子がやること、微笑ましく見てくださる方もいるでしょう。しかし中学、高校と成長しても全く治りませんでした。

 

中学の時、私はバスケ部だったのですが、その大会にバスケットシューズを忘れました。しかも、普段ベンチウォーマーだった私は(どうせ出番もないし上履きでいいや)と余裕ぶっこいていたのによりによって出番が来てしまい、仕方なく上履きで試合に出ました。上履きでプレーするバスケ部員を、私は桜木花道以外に知りません。

 

高校の時、禁止されていたバイトをちまちましていた私は3回目にして出勤し忘れました。ちゃんとしたバイトというわけではなく、暇な時に来てね、という感じだったので大事にはなりませんでしたが、これが今後繰り返すことになるシフト忘れの第1回となりした。

 

さて大学。これはもう自分でも笑ってしまいましたが、自宅と駅を2往復したことがあります。駅についてから忘れ物に気が付いて取りに戻った経験は、誰しも1度はあるでしょう(あるよね?)が、1度の外出で2回戻ったとなるとこれは中々ないと思います。

駅に着く→財布がない→帰宅→次の電車まで時間がある→回収来た財布を机に置いて水を飲む→家を出る→財布がない

ということをやったのです。ギャグかと。なぜ私はすぐに鞄に入れなかったのかはわかりませんが、そんなことを21にもなってやったわけです。

 

さて社会人となった今も冒頭のように元気に忘れ物をしている私ですが、いつ忘れ物が原因で遅刻をするかと戦々恐々としています。

根本がだらしないのでしょう。常に自室はある程度綺麗にしていますが、それでも良く物を失くします。特に折りたたみ傘がしょっちゅうどこかにいきます。

 

これからは忘れ物に気を付けていきたいです。(いい感じの結びが出てこなかった)