9号車乗り場

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旅行記やら日記やら

ヨーロッパ周遊+αの旅③ スコットランド編1

 

卒業旅行5日目
この日はヒースロー空港から飛行機でスコットランドネス湖ほとりにあるインヴァネスに向かう。この街では本場のスコッチを飲むこと、ネッシーに会うことが目的である。
6時に起き、10時発の飛行機に搭乗。12時にインヴァネス空港に到着。平屋建てにプロペラ機だらけ、イミグレーション1箇所、タラップもないというまさしく調布飛行場のような空港で驚いた。併設のレストランで地ビール的な赤いビールを飲みつつバーガーを食べた。

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空港からタクシーで市内の駅へ。歩き方には10〜12£で行けると買いてあったが25£ほど取られた。
宿に向かう前に、替えの服をあまり持ってこなかった友人の服を買いに駅前のショッピングモールへ。結局スコットランドにまできてh&mの7£の服を買っていた。
今日の宿は98church st.という3階建の一軒家だ。2階にはリビング、キッチンまで揃っていたので近くのスーパーで食材の買い出しに。ペンネ、ベーコン、トマト缶、生ハム、瓶ビールを買い込み旅行の度に作っているパスタを作成、正直イギリスで一番うまい飯だったかもしれない。宿のオーナーさんが置いてくださった手紙に日本語が書かれていた。海外旅行中に日本語を見ると嬉しくなるのはなぜだろう。

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「2日間で飲もう」と買ってきたスコッチウイスキーの瓶を一晩で開けきった辺りから寝落ちし始め、いつしかソファで眠っていた。隣で寝ていた友人の寝相に蹴り飛ばされたお陰で起きてベッドに移動できたので良しとしよう。

 

卒業旅行6日目
インヴァネス2日目。今日はジャコバイトクルーズというツアーに参加してネス湖周辺を巡る。
ゆったり8:30に起床しインヴァネス駅前の集合場所へ。インフォメーションセンターで予約表を見せたら「1番バス停に行け」と言われたのに2番バス停に来た。
バス車内では引率者のグリーグ(多分)というおっさんがひたすら北部訛りの英語(そういうことにしたい)で色々見どころの紹介をしてくれていたが3%くらいしか聞き取れなかった。挙句、英語を介さないことを心配され、バスから降りる度に集合時間の確認をされた。言葉がわからない分、わかる単語に敏感になっていたので集合時間は聞き取れていたが申し訳ない気分になった。
ウォーリアーという船に乗り込みネス湖を行く。ほとりにあるアーカード城という古城に入る予定だったがなぜか(多分言ってたと思うけど聞き取れなかった)入れなかったので、船の上から城を眺めて自撮りをしたりした。

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風があまりにも強く、一昨年行ったアラスカもかくやという程だったが、風がやめば何のことはない北海道の少し北くらいである。船内ではガイドがなにかの説明を延々したり民族歌謡的なものを歌っていたが一切わからなかったし聞き取ろうとする気もなかった。道中loch ness center&exhibition experienceという博物館的なところでネッシー調査についての映像を見た。日本語で書かれた内容の要約文が配布されていて内容は理解できたがアナウンスの方は一切理解できなかった。博物館の前に置いてあったネッシーの像がやけに怖かった。

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昼に街に戻ってきて14時頃から、近くのホテルに突撃してアフタヌーンティーを食べに行った。一切計画していなかったので「invanes afternoontea」で検索して一番近いところに行った。入店した後にこの店のアフタヌーンティーは予約限定なのではないかという疑惑が浮上したが、オーダーを聞かれた時に「アフタヌーンティーを食べたい」と言ったらわざわざ裏に聞きにいってくれた。無事4人分(甘いものを食べれない1人は別の店に向かった)のアフタヌーンティーを出してもらったが、その量が尋常ではなかった。私含めて全員甘党を自称していたが1段目を食べた時点でフォークを持つ手が重くなり、私は最後、鼓動が早くなる程に甘さに苦しめられた。聞きかじった食べ方のマナーに「下段(サンドウィッチ)から中段(スコーン)上段(スイーツ)の順で食べろ」と書いてありそれに従った結果、甘さをリセットするサンドウィッチがなくなり非常に苦しい思いをした。最後のスコーンを食べている間など、これがサンドウィッチになればすぐに食べ終わると文句を垂れながら食べていた。ちなみに無事完食し、4人で64£程。格安である。

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2時間ほどかかった死闘の末腹ごしらえをしつつ宿へ。イギリスに来た以上パブに行かないとということで宿の近くのパブで明日からのドイツのことを話しつつビールとスコッチを飲んだ。

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明日はヒースロー、ミュンヘンへの移動日なので少し夜更かしをしつつ洗濯と掃除をして就寝。